国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ジフェニドール塩酸塩
日本新薬株式会社
Difenidol hydrochloride
淡黄色の錠剤、直径7.1mm、厚さ3.2mm
内服剤
椎骨動脈の循環を改善する作用、前庭神経路の調整作用や眼振を抑える作用があります。
通常、内耳障害にもとづくめまいの治療に用いられます。
英語の製品名 Cephadol Tablets 25mg; シート記載: (表)108(裏)セファドール錠25mg
くすりのしおり 内服剤 2023 年 05 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:セファドール錠 25MG 主成分: ジフェニドール塩酸塩 (Difenidol hydrochloride) 剤形: 淡黄色の錠剤、直径 7.1mm 、厚さ 3.2mm シート記載など: (表) 108 (裏)セファドール錠 25mg この薬の作用と効果について 椎骨動脈の循環を改善する作用、前庭神経路の調整作用や眼振を抑える作用があります。 通常、内耳障害にもとづくめまいの治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎機能障害、緑内障、じ んま疹などの既往歴、前立腺肥大など尿路の閉塞性疾患、胃腸管に閉塞がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 回 1 ~ 2 錠(主成分として 25 ~ 50mg )を 1 日 3 回服用しますが、年齢・症状により適 宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。 ・飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い 場合は、忘れた分は飲まないで 1 回分を飛ばして 完全なドキュメントを読む
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 重篤な腎機能障害のある患者[9.2.1参照] 2.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者[9.1.2 参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 セファドール錠25mg 有効成分 1錠中 ジフェニドール塩酸塩25mg 添加剤 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、酒石酸水素カリ ウム、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、カルメ ロース、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロ メロース、プロピレングリコール、カルナウバロウ、 黄色三二酸化鉄 3.2 製剤の性状 販売名 セファドール錠25mg 製剤の色 淡黄色 形状 円形のフィルムコーティング錠 識別コード 108 外形 表 裏 側面 直径(mm) 7.1 厚さ(mm) 3.2 重量(mg) 134 4. 効能又は効果 内耳障害にもとづくめまい 6. 用法及び用量 通常成人1回1~2錠、1日3回経口投与する。年齢、症状に より適宜増減する。 9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.1 緑内障の患者 抗コリン作用により眼圧を上昇させるおそれがある。 9.1.2 薬疹、蕁麻疹等の既往歴のある患者(本剤の成分に対 し過敏症の既往歴のある患者を除く) [2.2参照] 9.1.3 前立腺肥大等尿路に閉塞性疾患のある患者 抗コリン作用により排尿困難を悪化させることがある。 9.1.4 胃腸管に閉塞のある患者 抗コリン作用により症状を悪化させることがある。 9.2 腎機能障害患者 9.2.1 重篤な腎機能障害のある患者 投与しないこと。本剤の排泄が低下し、蓄積が起こり副作 用の発現のおそれがある。[2.1参照] 9.5 妊婦 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有 益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 9.6 授乳婦 完全なドキュメントを読む