スロンノンHI注10mg/2mL[ヘパリン起因性血小板減少症II型(発症リスクのある場合を含む)における経皮的冠インターベンション施行時]

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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製品の特徴 製品の特徴 (SPC)
17-01-2024

有効成分:

アルガトロバン水和物

から入手可能:

アルフレッサ ファーマ株式会社

INN(国際名):

Argatroban hydrate

医薬品形態:

注射剤

投与経路:

注射剤

適応症:

血液凝固に関与する酵素(トロンビン)を阻害することにより、血液を固まりにくくし、血管の中に血栓ができるのを防止します。
通常、ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)II型(ヘパリンの使用により血小板が減少し、さらに血管の中に血栓ができる症状を起こす疾患)(発症リスクのある場合を含む)における、経皮的冠インターベンション(血管の中から冠動脈を拡げる手術)施行時の血液の凝固防止に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 ; シート記載:

情報リーフレット

                                くすりのしおり
注射剤
2021
年
12
月作成
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:スロンノン HI 注
10MG/2ML[ヘパリン起因性血小板減少症
II
型(発症リスクのある場合を含む)における経皮的冠イン
ターベンション施行時]
主成分:
アルガトロバン水和物
(Argatroban hydrate)
剤形:
注射剤
シート記載など:
この薬の作用と効果について
血液凝固に関与する酵素(トロンビン)を阻害することにより、血液を固まりにくくし、血管の中に血栓
ができるのを防止します。
通常、ヘパリン起因性血小板減少症(
HIT
)
II
型(ヘパリンの使用により血小板が減少し、さらに血管の
中に血栓ができる症状を起こす疾患)(発症リスクのある場合を含む)における、経皮的冠インターベン
ション(血管の中から冠動脈を拡げる手術)施行時の血液の凝固防止に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している(頭蓋内出
血、出血性脳梗塞、血小板減少性紫斑病、血管障害による出血傾向、血友病その他の凝固障害、月経期
間中、消化管出血、尿路出血、喀血、流早産・分娩直後など性器出血を伴う妊産婦など)。意識障害を
伴う大塞栓がある。出血の可能性がある(消化管潰瘍、大腸炎、細菌性の心内膜炎、脳出血を起こした
ことがある、高血圧、糖尿病など)。肝障害がある。
・妊娠または授乳中
・
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

製品の特徴

                                1. 警告
本剤の脳血栓症急性期の臨床試験において、出血性脳梗塞
の発現が認められている。脳血栓症の患者に使用する場
合には、臨床症状及びコンピューター断層撮影による観察
を十分に行い、出血が認められた場合には直ちに投与を中
止し、適切な処置を行うこと。[2.1、 2.3、 8.2、
11.1.1 参
照]
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1
出血している患者:頭蓋内出血、出血性脳梗塞、血小
板減少性紫斑病、血管障害による出血傾向、血友病その
他の凝固障害、月経期間中、手術時、消化管出血、尿路
出血、喀血、流早産・分娩直後等性器出血を伴う妊産婦
等[出血している患者に投与した場合には止血が困難に
なるおそれがある。][1.、 9.5.1 参照]
2.2
脳塞栓又は脳塞栓のおそれがある患者(ただし、ヘパ
リン起因性血小板減少症(HIT)Ⅱ型の患者を除く)[出
血性脳梗塞を起こすおそれがある。]
2.3
重篤な意識障害を伴う大梗塞の患者[大梗塞の患者は
出血性脳梗塞を起こすおそれがある。][1. 参照]
2.4 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
3. 組成・性状
3.1 組成
販売名
有効成分
添加剤
スロンノン
HI 注
10mg/2mL
1 管(2mL)中
アルガトロバン水和物
(日局) 10mg
1 管中(2mL)
無水エタノール 300mg
濃グリセリン  900mg
塩酸、水酸化ナトリウム:
適量
3.2 製剤の性状
販売名
性状
pH
浸透圧比
注)
スロンノン
HI 注
10mg/2mL
無色澄明の液 5.5~6.8
約 1
(生理食塩液に対する比)
注)本品 2mL を生理食塩液 200mL
で希釈時。なお、希釈
しない場合、本品の浸透圧比は約 29 である。
4. 効能又は効果
○下記疾患に伴う神経症候(運動麻痺)、日常生活動作(歩
行、起立、坐位保持、食事)の
                                
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