国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
プララトレキサート
ムンディファーマ株式会社
Pralatrexate
注射剤
注射剤
ジヒドロ葉酸還元酵素を阻害することで、腫瘍細胞のDNA合成を阻害し、抗腫瘍効果を発揮します。
通常、再発または難治性のT細胞リンパ腫に用いられます。
英語の製品名 DIFOLTA Injection 20mg; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2018 年 02 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ジフォルタ注射液 20MG 主成分: プララトレキサート (Pralatrexate) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について ジヒドロ葉酸還元酵素を阻害することで、腫瘍細胞の DNA 合成を阻害し、抗腫瘍効果を発揮します。 通常、再発または難治性の T 細胞リンパ腫に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎臓に障害がある。骨髄 機能低下がある。 ・妊娠または妊娠の可能性がある。授乳中である。 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、週 1 回、静脈内に注射します。これを 6 週連続で行い 7 週目は休薬します。これを 1 サイクルと して繰り返します。効果を見ながら長期間使用する場合があります。 ・この薬による副作用を軽減するために、葉酸とビタミン B 12 が使用されます。 生活上の注意 ・定期的に血液検査が行われます。指定された日時に検査を受けてください。 ・妊娠可能な女性およびパートナーが妊娠する可能性のある男性 完全なドキュメントを読む
1 1. 警告 本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、 造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識と経験を持 つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例 についてのみ投与すること。また、本剤による治療開 始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を 十分に説明し、同意を得てから投与を開始すること。 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 ジフォルタ注射液 20mg 有効成分 (1 バイアル中) プララトレキサート 20mg 添加物 (1 バイアル中) 等張化剤 塩化ナトリウム 6.3mg pH 調整剤 3.2 製剤の性状 性状 本剤は黄色澄明の液である。 pH 7.5 ~ 8.5 浸透圧比 約 1(生理食塩液に対する比) 4. 効能・効果 再発又は難治性の末梢性 T 細胞リンパ腫 5. 効能・効果に関連する注意 5.1 本剤投与の適応となる疾患の診断は、病理診断に十分 な経験を持つ医師又は施設により行うこと。 5.2 臨床試験に組み入れられた患者の病理組織型等につい て、「17. 臨床成績」の内容を熟知し、本剤の有効性及び 安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。 6. 用法・用量 通常、成人には、プララトレキサートとして、1 日 1 回 30mg/m 2 (体表面積)を 3 ~ 5 分間かけて、週 1 回、静 脈内投与する。これを 6 週連続で行い、7 週目は休薬する。 これを 1 サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者 の状態により適宜減量する。 7. 用法・用量に関連する注意 7.1 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全 性は確立していない。 7.2 本剤投与前に患者が以 完全なドキュメントを読む