国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ジスチグミン臭化物
日医工株式会社
Distigmine bromide
白色の割線入り錠剤、直径7.0mm、厚み2.7mm
内服剤
コリンエステラーぜを阻害して、間接的にアセチルコリン作用を高め、筋肉や膀胱筋の働きを強めます。
通常、手術後や神経因性膀胱などの低緊張性膀胱による排尿困難、重症筋無力症の治療に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載: ジスチグミン臭化物5mg「NIG」、ジスチグミン5、TYK216、Distigmine Bromide 5mg、ジスチグミン臭化物「NIG」、5mg
くすりのしおり 内服剤 2022 年 08 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ジスチグミン臭化物錠 5MG「NIG」 主成分: ジスチグミン臭化物 (Distigmine bromide) 剤形: 白色の割線入り錠剤、直径 7.0mm 、厚み 2.7mm シート記載など: ジスチグミン臭化物 5mg 「 NIG 」、ジスチグミン 5 、 TYK216 、 Distigmine Bromide 5mg 、ジスチグミン臭化物 「 NIG 」、 5mg この薬の作用と効果について コリンエステラーぜを阻害して、間接的にアセチルコリン作用を高め、筋肉や膀胱筋の働きを強めます。 通常、手術後や神経因性膀胱などの低緊張性膀胱による排尿困難、重症筋無力症の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化管または尿路の器質 的閉塞、迷走神経緊張症がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・手術後および神経因性膀胱などの低緊張性膀胱による排尿困難:通常、成人は 1 日 1 錠(主成分として 5mg )を服用します。 重症筋無力症:通常、成人は 1 日 1 ~ 4 錠(主成分として 5 ~ 20mg )を 1 ~ 4 回に分け 完全なドキュメントを読む
2024年2月改訂(第1版) 日本標準商品分類番号 871231 承認番号 22500AMX01114 販売開始 1994年7月 貯法:室温保存 有効期間:3年 コリンエステラーゼ阻害薬 日本薬局方 ジスチグミン臭化物錠 毒薬、処方箋医薬品 注) ジスチグミン臭化物錠5MG「NIG」 DISTIGMINE BROMIDE TABLETS 注)注意-医師等の処方箋により使用すること 警告 1. 本剤の投与により意識障害を伴う重篤なコリン作動性クリー ゼを発現し、致命的な転帰をたどる例が報告されているので、 投与に際しては下記の点に注意し、医師の厳重な監督下、患 者の状態を十分観察すること。 本剤投与中にコリン作動性クリーゼの徴候(初期症状:悪 心・嘔吐、腹痛、下痢、唾液分泌過多、気道分泌過多、発汗、 徐脈、縮瞳、呼吸困難等、臨床検査:血清コリンエステラー ゼ低下)が認められた場合には、直ちに投与を中止すること。 [1.2、1.3、8.1.1-8.1.3、8.3.1、9.8、11.1.1、13.1 参照] 1.1 コリン作動性クリーゼがあらわれた場合は、アトロピン硫 酸塩水和物0.5~1MG(患者の症状に合わせて適宜増量)を静 脈内投与する。また、呼吸不全に至ることもあるので、その 場合は気道を確保し、人工換気を考慮すること。[1.1、1.3、 8.1.1-8.1.3、8.3.1、9.8、11.1.1、13.1 参照] 1.2 本剤の投与に際しては、副作用の発現の可能性について患 者又はそれに代わる適切な者に十分理解させ、下記のコリン 作動性クリーゼの初期症状が認められた場合には服用を中止 するとともに直ちに医師に連絡し、指示を仰ぐよう注意を与 えること。[1.1、1.2、8.1.1-8.1.3、8.3.1、9.8、11.1.1、13.1 参照] 1.3 悪心・嘔吐、腹痛、下痢、唾液分泌過多、気道分泌過多、 発汗、徐脈、縮瞳、呼吸困難 禁忌(次の患 完全なドキュメントを読む