国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
アファチニブマレイン酸塩
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
Afatinib maleate
白色〜わずかに帯黄白色の錠剤、直径約8.1mm、厚さ約3.6mm
内服剤
上皮成長因子受容体〔EGFR(ErbB1)〕のみならず、ErbB受容体ファミリーに属するHER2(ErbB2)およびHER4(ErbB4)を阻害することにより、腫瘍細胞の増殖を抑制します。
通常、EGFR遺伝子変異陽性の手術不能または再発非小細胞肺癌の治療に用いられます。
英語の製品名 Giotrif Tablets 20mg; シート記載: (表)GIOTRIF 20mg、抗悪性腫瘍剤、チロシンキナーゼ阻害剤、T20、湿気と光を避けて保存し、服用直前に取りだして下さい。(裏)ジオトリフ 20mg、抗悪性腫瘍剤、チロシンキナーゼ阻害剤、Boehringer Ingelheim、湿気と光を避けて保存し、服用直前に取りだして下さい。
くすりのしおり 内服剤 2014 年 05 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ジオトリフ錠 20MG 主成分: アファチニブマレイン酸塩 (Afatinib maleate) 剤形: 白色~わずかに帯黄白色の錠剤、直径約 8.1mm 、厚さ約 3.6mm シート記載など: (表) GIOTRIF 20mg 、抗悪性腫瘍剤、チロシンキナーゼ阻害 剤、 T20 、湿気と光を避けて保存し、服用直前に取りだして下さ い。(裏)ジオトリフ 20mg 、抗悪性腫瘍剤、チロシンキナーゼ阻 害剤、 Boehringer Ingelheim 、湿気と光を避けて保存し、服用直 前に取りだして下さい。 この薬の作用と効果について 上皮成長因子受容体〔 EGFR ( ErbB1 )〕のみならず、 ErbB 受容体ファミリーに属する HER2 ( ErbB2 )および HER4 ( ErbB4 )を阻害することにより、腫瘍細胞の増殖を抑制します。 通常、 EGFR 遺伝子変異陽性の手術不能または再発非小細胞肺癌の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。間質性肺疾患がある、ま たは出たことがある、肝障害、腎障害がある、心不全症状がある、または出たことがある、心臓のポン プ作用(左室駆出率)が低下している。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い 完全なドキュメントを読む
- 1 - 1. 警告 1.1 本剤は、緊急時に十分に対応できる医療施設において、が ん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、電子添 文を参照して、適切と判断される症例についてのみ投与する こと。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に本剤の 有効性及び危険性(特に、間質性肺疾患の初期症状、服用中の 注意事項、死亡に至った症例があること等に関する情報)を十 分に説明し、同意を得てから投与すること。 1.2 本剤の投与により間質性肺疾患があらわれ、死亡に至った 症例が報告されているので、初期症状(呼吸困難、咳嗽、発熱 等)の確認及び定期的な胸部画像検査の実施等、観察を十分に 行うこと。異常が認められた場合には投与を中止し、適切な 処置を行うこと。また、治療初期は入院又はそれに準ずる管 理の下で、間質性肺疾患等の重篤な副作用発現に関する観察 を十分に行うこと。[8.1、9.1.1、11.1.1参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販 売 名 ジオトリフ錠20mg ジオトリフ錠30mg ジオトリフ錠40mg 有 効 成 分 アファチニブマレイン 酸塩29.56mg (アファ チニブとして20mg) アファチニブマレイン 酸塩44.34mg (アファ チニブとして30mg) アファチニブマレイン 酸塩59.12mg (アファ チニブとして40mg) 添 加 剤 乳糖水和物、結晶セ ルロース、軽質無水 ケイ酸、クロスポビ ドン、ステアリン酸 マグネシウム、ヒプ ロメロース、マクロ ゴール400、酸化チ タン、タルク、ポリ ソルベート80 乳糖水和物、結晶セルロース、軽質無 水ケイ酸、クロスポビドン、ステアリ ン酸マグネシウム、ヒプロメロー 完全なドキュメントを読む