シグマート注12mg

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

有効成分:

ニコランジル

から入手可能:

中外製薬株式会社

INN（国際名）:

Nicorandil

医薬品形態:

注射剤

投与経路:

注射剤

適応症:

心臓の血管を広げて、胸が痛くなる、胸が締めつけられるような感じがするなどの狭心症の症状を改善します。
血管を広げて心臓の負担を軽くし、心不全の症状を改善します。
通常、不安定狭心症、急性心不全の治療に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 SIGMART Injection 12 mg; シート記載:

情報リーフレット

くすりのしおり
注射剤
2022
年
01
月改訂
薬には効果（ベネフィット）だけでなく副作用（リスク）があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:シグマート注 12MG
主成分:
ニコランジル
(Nicorandil)
剤形:
注射剤
シート記載など:
この薬の作用と効果について
心臓の血管を広げて、胸が痛くなる、胸が締めつけられるような感じがするなどの狭心症の症状を改善し
ます。
血管を広げて心臓の負担を軽くし、心不全の症状を改善します。
通常、不安定狭心症、急性心不全の治療に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能障害、腎機能障
害、脳機能障害、低血圧、心原性ショック、
Eisenmenger
症候群、原発性肺高血圧症、右室梗塞、脱
水症状、神経循環無力症、緑内障、急性心不全における左室流出路狭窄、肥大型閉塞性心筋症、大動脈
弁狭窄症がある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。
用法・用量（この薬の使い方）
・あなたの用法・用量は((　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:
医療担当者記入
))
・狭心症：通常、静脈内に点滴します。
心不全：通常、静脈内に持続的に注射します。
・効果をみながら使用期間を決めていきます。
生活上の注意
・この薬を使用しているときは、�

製品の特徴

（1）
2. 禁忌
（次の患者には投与しないこと）
2.1
重篤な肝・腎機能障害のある患者［9.2.1、9.3.1参照］
2.2
重篤な脳機能障害のある患者［本剤により過度の血圧低下が
生じた場合、脳機能障害に悪影響を及ぼす可能性がある。］
2.3
重篤な低血圧又は心原性ショックのある患者［本剤により血
圧低下が生じ、これらの症状を悪化させる可能性がある。］
［9.1.1参照］
2.4
Eisenmenger症候群又は原発性肺高血圧症のある患者［本剤
により静脈還流量が減少し、血圧低下、心拍出量減少が強く
あらわれる可能性がある。］
2.5
右室梗塞のある患者［本剤により静脈還流量が減少し、心原
性ショックを招来する可能性がある。］
2.6
脱水症状のある患者［本剤により静脈還流量が減少し、心拍
出量もさらに減少するため、心原性ショックを起こす可能性
がある。］
2.7
神経循環無力症のある患者［神経的要因により生じる病態で
あるため、効果は不定である。］
2.8
閉塞隅角緑内障のある患者［眼圧を上昇させるおそれがあ
る。］
2.9
本剤又は硝酸・亜硝酸エステル系薬剤に対し過敏症の既往歴
のある患者
2.10
ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤（シルデナ
フィルクエン酸塩、バルデナフィル塩酸塩水和物、タダラフィ
ル）又はグアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤（リオシ
グアト）を投与中の患者［10.1参照］
3. 組成・性状
3.1 組成
販売名 シグマート注2mg シグマート注12mg
シグマート注48mg
有効成分
1バイアル中
日局ニコランジル
2mg
1バイアル中
日局ニコランジル
12mg
1バイアル中
日局ニコランジル
48mg
添加剤
1バイアル中
D‑マンニトール
3mg
1バイアル中
D‑マンニトール
18mg
1バイアル中
D‑マンニトール