国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
アフリベルセプト ベータ
サノフィ株式会社
遺伝子組換え
注射剤
注射剤
VEGF(血管内皮増殖因子)阻害剤と呼ばれる抗悪性腫瘍剤で、VEGFを阻害することにより、腫瘍における血管新生を阻害し、腫瘍の増殖を抑えます。
通常、治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌の治療に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2022 年 05 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ザルトラップ点滴静注 100MG 主成分: アフリベルセプト ベータ(遺伝子組換え) (Aflibercept beta (genetical recombination)) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について VEGF (血管内皮増殖因子)阻害剤と呼ばれる抗悪性腫瘍剤で、 VEGF を阻害することにより、腫瘍にお ける血管新生を阻害し、腫瘍の増殖を抑えます。 通常、治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化管など腹腔内に炎症 がある。消化管出血などの出血がある。出血しやすい素因や凝固系異常がある(出血が止まりにく い)。高血圧がある。血栓塞栓症または過去に血栓塞栓症になったことがある。大きな手術後で、傷が 治っていない。 ・妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、 2 週間に 1 回、 60 分かけて点滴で静脈内へ注射します。 症状を見ながら使用量および使用期間 完全なドキュメントを読む
1 1.警告 1.1 本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、が ん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤 の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること。 また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び 危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。 1.2 本剤の投与により重度の消化管出血があらわれることが あり、死亡に至る例が報告されている。観察を十分に行い、 異常が認められた場合には本剤の投与を中止し、適切な処 置を行うこと。重度の出血が認められた場合には本剤を再 投与しないこと。[9.1.2、9.1.3、11.1.1 参照] 1.3 本剤の投与により消化管穿孔があらわれることがあり、 死亡に至る例が報告されている。観察を十分に行い、異常 が認められた場合には本剤の投与を中止し、適切な処置を 行うこと。消化管穿孔が認められた場合には本剤を再投与 しないこと。[9.1.1、11.1.2 参照] 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照] 3.組成・性状 3.1 組成 販 売 名 ザルトラップ 点滴静注100mg ザルトラップ 点滴静注200mg 成 分 1 バイアル中の分量(mg) 4 mL 8 mL 有 効 成 分 アフリベルセプト ベータ (遺伝子組換え) 注1) 100 200 添 加 剤 リン酸二水素ナトリウム一水和物 2.264 4.528 リン酸水素二ナトリウム七水和物 0.964 1.928 クエン酸ナトリウム水和物 5.882 11.764 精製白糖 800 1600 ポリソルベート20 4 8 pH調節剤 2 成分、等張化剤 3.2 製剤の性状 販 売 名 ザルトラップ 点滴静注100mg ザルトラップ 点滴静注200mg 完全なドキュメントを読む