国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
無水硫酸ナトリウム; 硫酸カリウム; 硫酸マグネシウム水和物
富士製薬工業株式会社
Anhydrous sodium sulfate; Potassium sulfate; Magnesium sulfate hydrate
無色澄明の液剤
内服剤
内服の腸管洗浄剤であり、腸管の内容物の排除・洗浄効果を示します。
通常、大腸内視鏡検査時の前処置における腸管内容物の排除に用いられます。
英語の製品名 SULPREP; シート記載: 経口腸管洗浄剤、サルプレップ配合内用液
くすりのしおり 内服剤 2022 年 10 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:サルプレップ配合内用液 主成分: 無水硫酸ナトリウム (Anhydrous sodium sulfate) 硫酸カリウム (Potassium sulfate) 硫酸マグネシウム水和物 (Magnesium sulfate hydrate) 剤形: 無色澄明の液剤 シート記載など: 経口腸管洗浄剤、サルプレップ配合内用液 この薬の作用と効果について 内服の腸管洗浄剤であり、腸管の内容物の排除・洗浄効果を示します。 通常、大腸内視鏡検査時の前処置における腸管内容物の排除に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 胃腸管閉塞症、腸閉塞の疑い、腸管穿孔、胃排出不全、中毒性巨大結腸症、腎機能障害、便秘、腸管憩 室、腹部手術後、嚥下困難、狭心症、心筋梗塞、炎症性腸疾患、糖尿病、痙攣発作を起こしたことがあ る。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・検査当日の場合:通常、成人は本剤 1 本( 480mL )を 30 分かけて服用し、その後、水またはお茶約 1L を 1 時間かけて飲用します。排泄液が透明にな 完全なドキュメントを読む
1. 警告 1.1 本剤の投与により、腸管内圧上昇による腸管穿孔を起こすこ とがあるので、排便、腹痛等の状況を確認しながら、慎重に投 与するとともに、腹痛等の消化器症状があらわれた場合は投与 を中断し、腹部の診察や画像検査(単純 X 線、超音波、CT 等)を行い、投与継続の可否について慎重に検討すること。特 に、腸閉塞を疑う患者には問診、触診、直腸診、画像検査等に より腸閉塞でないことを確認した後に投与するとともに、腸管 狭窄、高度な便秘、腸管憩室のある患者では注意すること。 [8.1、 8.1.3、 8.1.4、 9.1.1、 9.1.2 参照] 1.2 本剤の投与により、ショック、アナフィラキシー等を起こす ことがあるので、自宅での服用に際し、特に副作用発現時の対 応について、患者に説明すること。[8.5.4 参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 胃腸管閉塞症又は腸閉塞の疑いのある患者[腸管穿孔を起こ すおそれがある。] 2.3 腸管穿孔のある患者[腹膜炎その他重篤な合併症を起こすお それがある。] 2.4 胃排出不全のある患者[穿孔を起こすおそれがある。] 2.5 中毒性巨大結腸症の患者[穿孔を引き起こし腹膜炎、腸管出 血を起こすおそれがある。] 2.6 重度の腎機能障害のある患者(クレアチニンクリアランスが 30mL/分未満)[吸収されたマグネシウム及びカリウムの排泄 が遅延し、血中マグネシウム濃度及び血中カリウム濃度が上昇 するおそれがある。また、多量の水分摂取は腎機能に負荷とな り、症状が悪化するおそれがある。][9.2.1 参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 サルプレップ配合内用液 有効成分 1 本(480mL)中 無水硫酸 完全なドキュメントを読む