サムスカOD錠30mg[抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)における低ナトリウム血症]

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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製品の特徴 製品の特徴 (SPC)
27-05-2022

有効成分:

トルバプタン

から入手可能:

大塚製薬株式会社

INN(国際名):

Tolvaptan

医薬品形態:

青色の四角形の錠剤、一辺7.4mm、厚さ3.1mm

投与経路:

内服剤

適応症:

この薬は腎臓に作用して尿量を増やし、体内の余分な水分を排泄することにより、血液中のナトリウム濃度を上昇させます。
通常、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)における低ナトリウム血症の治療に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 SAMSCA OD Tablets 30mg [Hyponatremia secondary to syndrome of inappropriate antidiuretic hormone secretion (SIADH)]; シート記載: (表)サムスカOD、Otsuka、30mg、OD(裏)サムスカOD錠30mg

情報リーフレット

                                くすりのしおり
内服剤
2021
年
10
月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:サムスカ OD 錠
30MG[抗利尿ホルモン不適合分泌症候群
(SIADH)における低ナトリウム血症]
主成分:
トルバプタン
(Tolvaptan)
剤形:
青色の四角形の錠剤、一辺
7.4mm
、厚さ
3.1mm
シート記載など:
(表)サムスカ
OD
、
Otsuka
、
30mg
、
OD
(裏)サムスカ
OD
錠
30mg
この薬の作用と効果について
この薬は腎臓に作用して尿量を増やし、体内の余分な水分を排泄することにより、血液中のナトリウム濃
度を上昇させます。
通常、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(
SIADH
)における低ナトリウム血症の治療に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。無尿、口渇を感じない、
水分摂取困難、高ナトリウム血症、肝性脳症、冠動脈疾患、脳血管疾患、高カリウム血症、腎障害があ
る。
・妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は((                           :
医療担当者記入
))
・通常、成人は
1
回主成分として
7.5mg
を
1
日
1
回服用にて開始します。必要に応じて、望ましい血清
ナ
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

製品の特徴

                                (1)
1. 警告
〈心不全及び肝硬変における体液貯留〉
1.1 本剤投与により、急激な水利尿から脱水症状や高
ナトリウム血症を来し、意識障害に至った症例が報
告されており、また、急激な血清ナトリウム濃度の
上昇による浸透圧性脱髄症候群を来すおそれがある
ことから、入院下で投与を開始又は再開すること。
また、特に投与開始日又は再開日には血清ナトリウ
ム濃度を頻回に測定すること。[8.8、8.12、9.1.3、
11.1.3、11.1.4 参照]
〈SIADHにおける低ナトリウム血症〉
1.2 本剤投与により、急激な血清ナトリウム濃度の上
昇による浸透圧性脱髄症候群を来すおそれがあるこ
とから、入院下で投与を開始、増量又は再開し、急
激な血清ナトリウム濃度の上昇がみられた場合には
適切な処置を行うこと。特に投与開始日、増量日又
は再開日には水分制限を解除し、血清ナトリウム濃
度を頻回に測定すること。[8.14、9.1.3、11.1.4 参
照]
1.3 本剤投与中は血清ナトリウム濃度をモニタリング
しながら、患者毎に飲水量を調節し、適切な水分制
限を指導すること。[8.14、9.1.3、11.1.4 参照]
〈常染色体優性多発性のう胞腎〉
1.4 本剤は、常染色体優性多発性のう胞腎について十
分な知識をもつ医師のもとで、治療上の有益性が危
険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
また、本剤投与開始に先立ち、本剤は疾病を完治さ
せる薬剤ではないことや重篤な肝機能障害が発現す
るおそれがあること、適切な水分摂取及び定期的な
血液検査等によるモニタリングの実施が必要である
ことを含め、本剤の有効性及び危険性を患者に十分
に説明し、同意を得ること。
1.5 特に投与開始時又は漸増期において、過剰な水
                                
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