国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ヒアルロン酸ナトリウム架橋処理ポリマー; ヒアルロン酸ナトリウム架橋処理ポリマービニルスルホン架橋体
サノフィ株式会社
Sodium hyaluronate crosslinked polymer; Sodium hyaluronate crosslinked polymer crosslinked with vinylsulfone
注射剤
注射剤
関節内に注射することにより、潤滑剤あるいは衝撃吸収剤として機能する関節液を補充します。
通常、変形性膝関節症の痛みを和らげるために用いられます。
英語の製品名 SYNVISC DISPO INTRA-ARTICULAR INJECTION 2mL; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2020 年 12 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:サイビスクディスポ関節注 2ML 主成分: ヒアルロン酸ナトリウム架橋処理ポリマー (Sodium hyaluronate crosslinked polymer) ヒアルロン酸ナトリウム架橋処理ポリマービニルスルホン架橋体 (Sodium hyaluronate crosslinked polymer crosslinked with vinylsulfone) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 関節内に注射することにより、潤滑剤あるいは衝撃吸収剤として機能する関節液を補充します。 通常、変形性膝関節症の痛みを和らげるために用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。以前に鳥や卵を食べたり 触ったりしたときに、さむけ、吐き気がした、胸が苦しくなった、急な呼吸困難になった、冷や汗が出 た、顔面がそう白になったことがある。肝臓に障害がある、または以前に障害があったことがある。注 射をする部位に皮膚の病気がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 週間に 1 回、連続 3 回膝関節内に注射します 完全なドキュメントを読む
1 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 本剤の成分又はヒアルロン酸ナトリウム、鳥類のたんぱく 質、羽毛、卵に対し過敏症の既往歴のある患者 3.組成・性状 3.1 組成 有 効 成 分 1 シリンジ( 2 mL)中にヒアルロン酸ナトリウム架 橋処理ポリマー14.4mg及びヒアルロン酸ナトリウム 架橋処理ポリマービニルスルホン架橋体1.6mgを含 有する。 添 加 剤 塩化ナトリウム リン酸二水素ナトリウム リン酸水素二ナトリウム 3.2 製剤の性状 性 状 無色澄明又はわずかに混濁したゲル pH 6.9〜7.5 浸 透 圧 比 1.05〜1.15(生理食塩液に対する比) 4.効能又は効果 保存的非薬物治療及び経口薬物治療が十分奏効しない疼痛を 有する変形性膝関節症の患者の疼痛緩和 6.用法及び用量 通常、成人 1 回 2 mL(ヒアルロン酸ナトリウム架橋処理ポリ マーとして14.4mg及びヒアルロン酸ナトリウム架橋処理ポリ マービニルスルホン架橋体として1.6mg)を 1 週間ごとに連続 3 回、膝関節腔内に投与する。 7.用法及び用量に関連する注意 7.1 本剤の使用は、 1 週間ごとに連続 3 回投与を 1 クールとし、 原則 1 クールとする。 7.2 複数回クールでの有効性・安全性は確立していない。本剤 は初回クールに比較して、 2 クール目以降では有害事象が増 加するとの報告がある。 7.3 本剤と非ステロイド性抗炎症薬との併用による有効性は確 立していない。また、他の関節内注入療法との併用は、原則 避けること。 7.4 疼痛の軽減が認められない場合は、使用を中止すること。 8.重要な基本的注意 8.1 変形性膝関節症で関節に炎症が著しい場合は、本剤の投与 により局所炎症症状の悪化を招くことがあるので炎症症状を 抑えてから本剤を投 完全なドキュメントを読む