国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
サリルマブ
旭化成ファーマ株式会社
遺伝子組換え
無色〜微黄色の澄明な液(注射剤)
自己注射剤
ヒト型抗ヒトインターロイキン(IL)-6受容体モノクローナル抗体製剤です。関節液中や血液中に過剰に存在しているIL-6という物質の代わりに受容体にくっつくことで、IL-6の働きを抑え、関節リウマチの症状を改善します。
通常、既存治療で効果不十分な関節リウマチの治療に用いられます。
英語の製品名 KEVZARA 150mg Syringe for S.C. Injection; シート記載:
くすりのしおり 自己注射剤 2018 年 12 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ケブザラ皮下注 150MG シリンジ 主成分: サリルマブ(遺伝子組換え) (Sarilumab(genetical recombination)) 剤形: 無色~微黄色の澄明な液(注射剤) シート記載など: この薬の作用と効果について ヒト型抗ヒトインターロイキン( IL ) -6 受容体モノクローナル抗体製剤です。関節液中や血液中に過剰 に存在している IL-6 という物質の代わりに受容体にくっつくことで、 IL-6 の働きを抑え、関節リウマチ の症状を改善します。 通常、既存治療で効果不十分な関節リウマチの治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症にかかっている、 感染症になりやすい状態にある。結核にかかっている、かかったことがある、または同居している家 族など普段接している方が結核にかかっている。肝炎ウイルスキャリアである。直前にワクチンを接 種した。間質性肺炎にかかったことがある。腸管憩室(腸に袋状のくぼみができた状態)がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( 完全なドキュメントを読む
1 1.警告 1.1 感染症 本剤投与により、敗血症、肺炎等の重篤な感染症があらわれ、 致命的な経過をたどることがある。本剤はIL-6の作用を抑制 し治療効果を得る薬剤である。IL-6は急性期反応(発熱、 CRP増加等)を誘引するサイトカインであり、本剤投与に よりこれらの反応は抑制されるため、感染症に伴う症状が 抑制される。そのため感染症の発見が遅れ、重篤化するこ とがあるので、本剤投与中は患者の状態を十分に観察し問 診を行うこと。症状が軽微であり急性期反応が認められな いときでも、白血球数、好中球数の変動に注意し、感染症 が疑われる場合には、胸部X線、CT等の検査を実施し、適 切な処置を行うこと。[2.1、8.4、8.5、9.1.1、11.1.1 参照] 1.2 治療開始に際しては、重篤な感染症等の副作用があらわ れることがあること及び本剤が疾病を完治させる薬剤でな いことも含めて患者に十分説明し、理解したことを確認し た上で、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場 合にのみ本剤を投与すること。 1.3 本剤の治療を行う前に、関節リウマチの既存治療薬の使 用を十分勘案すること。[5.1 参照] 1.4 本剤についての十分な知識と関節リウマチ治療の知識・ 経験をもつ医師が使用すること。 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 2.1 重篤な感染症を合併している患者[感染症が悪化するお それがある。][1.1、8.4、8.5、9.1.1、11.1.1 参照] 2.2 活動性結核の患者[症状を悪化させるおそれがある。][8.7、 9.1.2 参照] 2.3 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3.組成・性状 3.1 組成 販 売 名 ケブザラ皮下注 150mgシリンジ ケブザラ皮下注 150mgオ 完全なドキュメントを読む