グリセリン浣腸液50%「ケンエー」(150mL)

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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製品の特徴 製品の特徴 (SPC)
13-12-2023

有効成分:

グリセリン

から入手可能:

健栄製薬株式会社

INN(国際名):

Glycerin

医薬品形態:

無色澄明の浣腸剤

投与経路:

外用剤

適応症:

直腸壁からの水分吸収に伴う刺激で腸管の蠕動を促進させたり、便を軟化・膨潤させたりすることで、糞便を排泄させます。
通常、便秘、腸疾患時の排便に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 ; シート記載:

情報リーフレット

                                くすりのしおり
外用剤
2020
年
04
月作成
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:グリセリン浣腸液 50%「ケンエー」(150ML)
主成分:
グリセリン
(Glycerin)
剤形:
無色澄明の浣腸剤
シート記載など:
この薬の作用と効果について
直腸壁からの水分吸収に伴う刺激で腸管の蠕動を促進させたり、便を軟化・膨潤させたりすることで、糞
便を排泄させます。
通常、便秘、腸疾患時の排便に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腸管内出血、腹腔内炎
症、腸管穿孔またはそのおそれ、全身衰弱、下部消化管術直後、急性腹症(吐き気・嘔吐、激しい腹
痛)の疑いがある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は((                           :
医療担当者記入
))
・通常、
1
回
10
~
150mL
を直腸内に注入しますが、年齢や症状により適宜増減されます。本剤は
1
容器
に
150mL
入っています。必ず指示された使用方法に従ってください。
・浣腸方法
1
.本剤をそのままお湯(約
40℃
:体温程度)で温め、
2
.指示通りに、浣腸液をゆっくりと直腸内に
注入後、挿入部を静かに
                                
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製品の特徴

                                − 1 −
2.禁忌(次の患者には投与しないこと)
 2.1
腸管内出血、腹腔内炎症のある患者、腸管に穿孔またはそ
  のお
それのある患者[腸管外漏出による腹膜炎の誘発、蠕動
  運動亢進作用による症状の増悪、グリセリンの吸収による溶
  血、腎不全を起こすおそれがある。][9.1.1
参照]
 2.2
全身衰弱の強い患者[強制排便により衰弱状態を悪化させ、
  ショックを起こすおそれがある。]
 2.3
下部消化管術直後の患者[蠕動運動亢進作用により腸管縫
  合
部の離解をまねくおそれがある。]
 2.4
吐気、嘔吐または激しい腹痛等、急性腹症が疑われる患
  者[症状を悪化させるおそれがある。]
貯  法:室温保存
有効期間:3 年
2022 年11月改訂(第 1 版)
承 認 番 号
1 9 8 7 年 1 2 月
302 00 AM X0 000 9
日本標準商品分類番号
87 23 57
販 売 開 始
 4.効能又は効果
  便秘、腸疾患時の排便
 6.用法及び用量
  通常、1 回10 〜150 mLを直腸内に注入する。
  なお、年令、症状により適宜増減する。
 8.重要な基本的注意
  連用による耐性の増大等のため効果が減弱し、薬剤に頼りがち
  になることがあるので長期連用を避けること。
 9.特定の背景を有する患者に関する注意
 9.1
合併症・既往歴等のある患者
 9.1.1
局所(腸管、肛門)に炎症・創傷のある患者
  出血を促しグリセリンが吸収され溶血を、また、腎不全を起こ
  すおそれがある。[2.1 参照]
 9.1.2
腸管麻痺のある患者
  蠕動運動亢進作用により腹痛等の症状を増悪させるおそれがあ
  る。
 9.1.3
重症の硬結便のある患者
  浣腸剤では十分な効果が得られず、腹痛等の症状を増悪させる
  おそれがある。

                                
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