国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
オビヌツズマブ
日本新薬株式会社
遺伝子組み換え
注射剤
注射剤
がん化したBリンパ球と特定の成熟段階にある正常なBリンパ球の表面だけに存在しているCD20というタンパク質に結合し、細胞障害作用および細胞貪食作用により、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、CD20陽性の濾胞性リンパ腫、CD20陽性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の治療に用いられます。
英語の製品名 GAZYVA for I.V. Infusion 1000mg; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2023 年 01 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ガザイバ点滴静注 1000MG 主成分: オビヌツズマブ(遺伝子組み換え) (Obinutuzumab (genetical recombination)) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について がん化した B リンパ球と特定の成熟段階にある正常な B リンパ球の表面だけに存在している CD20 とい うタンパク質に結合し、細胞障害作用および細胞貪食作用により、がん細胞の増殖を抑えます。 通常、 CD20 陽性の濾胞性リンパ腫、 CD20 陽性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む) の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。細菌やウイルスなどによ る感染症にかかっている、または過去にかかったことがある。肝炎にかかっている、または過去にか かったことがある。心機能、肺機能に異常がある、または過去に異常があった。骨髄機能抑制がある。 腫瘍量が多いと言われたことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・ CD20 陽性の濾胞性リ 完全なドキュメントを読む
( 1 ) 1. 警告 本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分に対応できる医療施 設において、造血器悪性腫瘍の治療に対して、十分な知識・経 験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例につい てのみ実施すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその 家族に有効性及び危険性を十分に説明し、同意を得てから投与 すること。 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3.組成・性状 3.1 組成 販売名 ガザイバ点滴静注1000mg 有効成分 1バイアル(40.0mL)中 オビヌツズマブ(遺伝子組換え) 注) 1000mg 添加剤 1バイアル(40.0mL)中 トレハロース水和物 L-ヒスチジン L-ヒスチジン塩酸塩水和物 ポリオキシエチレン(160) ポリオキシプロピレン(30) グリコール 3632.0mg 57.6mg 89.6mg 8.0mg 注)本剤は、チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。 3.2 製剤の性状 販売名 ガザイバ点滴静注1000mg 剤形 注射剤(バイアル) 性状 無色~微褐色の液 pH 5.7~6.3 浸透圧比 0.9~1.2(生理食塩液に対する比) 4. 効能又は効果 ○CD20陽性の濾胞性リンパ腫 ○CD20陽性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む) 5. 効能又は効果に関連する注意 〈効能共通〉 5.1 フローサイトメトリー法等により検査を行い、CD20抗原が陽性 であることが確認された患者に使用すること。 〈CD20陽性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)〉 5.2 「17. 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を 十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。 [17.1.4、17.1.5参照] 6. 用法及び用量 〈CD20陽性の濾胞性リンパ腫〉 通常、成人には、オビヌツズマブ(遺 完全なドキュメントを読む