国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
カルグルミン酸
レコルダティ・レア・ディジーズ・ジャパン株式会社
Carglumic acid
白色の錠剤、長径18.0mm、短径6.0mm、厚さ4.6mm
内服剤
尿素サイクルを賦活化することにより、血液中のアンモニア濃度を低下させます。
通常、N-アセチルグルタミン酸合成酵素欠損症、イソ吉草酸血症、メチルマロン酸血症、プロピオン酸血症による高アンモニア血症の治療に用いられます。
英語の製品名 CARBAGLU dispersible tablets 200mg; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2018 年 10 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:カーバグル分散錠 200MG 主成分: カルグルミン酸 (Carglumic acid) 剤形: 白色の錠剤、長径 18.0mm 、短径 6.0mm 、厚さ 4.6mm シート記載など: この薬の作用と効果について 尿素サイクルを賦活化することにより、血液中のアンモニア濃度を低下させます。 通常、 N- アセチルグルタミン酸合成酵素欠損症、イソ吉草酸血症、メチルマロン酸血症、プロピオン酸 血症による高アンモニア血症の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 日主成分として 100 ~ 250mg/kg を 2 ~ 4 回に分けて食前に水に分散( 1 錠あたり 2.5mL 以上 の水を加えて静かに振とう)して速やかに服用しますが、状態により適宜増減されます。本剤は 1 錠中 に主成分 200mg を含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。 ・風邪、過激な運動、食事または便秘などにより疾患が悪化した場合は適宜増量、急性増悪し 完全なドキュメントを読む
−1− 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3.組成・性状 3.1 組成 販 売 名 カーバグル分散錠200mg 有 効 成 分 1 錠中 カルグルミン酸 200mg 添 加 剤 結晶セルロース、クロスカルメロースナトリウム、フ マル酸ステアリルナトリウム、ヒプロメロース、軽質 無水ケイ酸、ラウリル硫酸ナトリウム 3.2 製剤の性状 販 売 名 カーバグル分散錠200mg 色 ・ 剤 形 両面に割線、片面に刻印入りの白色の棒状の錠剤 外 形 表 裏 側面 長径約18.0mm 短径約 6.0mm 質量約500mg 厚さ約4.6mm 識別コード cccc 4.効能又は効果 下記疾患による高アンモニア血症 ○N-アセチルグルタミン酸合成酵素欠損症 ○イソ吉草酸血症 ○メチルマロン酸血症 ○プロピオン酸血症 5.効能又は効果に関連する注意 適切な食事指導を行った上で、本剤を投与すること。 6.用法及び用量 通常、 1 日に体重kgあたり100mg〜250mgより開始し、 1 日 2 〜 4 回に分けて、用時、水に分散して経口投与する。その 後は患者の状態に応じて適宜増減する。 7.用法及び用量に関連する注意 〈効能共通〉 7.1 投与開始時及び投与中も定期的に、血中アンモニア濃度 等の臨床検査値、臨床症状等を確認し、患者の状態に応じ て投与量を決定すること。 7.2 食事による血中アンモニア濃度の上昇を抑制するため、 可能な限り食前に投与することが望ましい。 7.3 風邪、過激な運動、食事又は便秘等により高アンモニア 血症が悪化した場合は適宜増量すること。また、高アンモ ニア血症の急性増悪が認められた場合には他の治療法も検 討すること。 〈イソ吉草酸血症、メチルマロン酸血症、プロピオン酸血症 による高アンモ 完全なドキュメントを読む