国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
カペシタビン
沢井製薬株式会社
Capecitabine
白色の錠剤、長径13.4mm、短径7.1mm、厚さ4.8mm
内服剤
がん細胞のDNA合成を阻害することにより、がん細胞(腫瘍)が増殖するのを抑えます。
通常、手術不能または再発乳がん、結腸・直腸がん、胃がんの治療に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載: カペシタビン 300mg「サワイ」、Capecitabine 300mg「SAWAI」
くすりのしおり 内服剤 2021 年 04 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:カペシタビン錠 300MG「サワイ」 主成分: カペシタビン (Capecitabine) 剤形: 白色の錠剤、長径 13.4mm 、短径 7.1mm 、厚さ 4.8mm シート記載など: カペシタビン 300mg 「サワイ」、 Capecitabine 300mg 「 SAWAI 」 この薬の作用と効果について がん細胞の DNA 合成を阻害することにより、がん細胞(腫瘍)が増殖するのを抑えます。 通常、手術不能または再発乳がん、結腸・直腸がん、胃がんの治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。テガフール・ギメラシ ル・オテラシルカリウム配合剤を使用中止後 7 日以内、冠動脈疾患の既往歴、骨髄抑制、消化管潰瘍ま たは消化管出血、腎機能障害、肝機能障害 ・妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・手術不能または再発乳がん:以下のいずれかの方法で服用します。 ― 通常、体表面積にあわせて 1 回 3 ~ 5 錠(主成分として 900 ~ 1,500mg )を 1 日 2 回朝夕食後 30 分 以内、 完全なドキュメントを読む
- 1 - 1. 警告 1.1 本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医 療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ 医師のもとで、本剤が適切と判断される症例についてのみ 実施すること。適応患者の選択にあたっては、本剤及び各 併用薬剤の添付文書を参照して十分注意すること。また、 治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性 を十分説明し、同意を得てから投与すること。 1.2 テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤と の併用により、重篤な血液障害等の副作用が発現するおそ れがあるので、併用を行わないこと。[2.2、8.1、10.1参照] 1.3 本剤とワルファリンカリウムとの併用により、血液凝固 能検査値異常、出血が発現し死亡に至った例も報告されて いる。これらの副作用は、本剤とワルファリンカリウム の併用開始数日後から本剤投与中止後1ヶ月以内の期間に 発現しているので、併用する場合には血液凝固能検査を定 期的に行い、必要に応じて適切な処置を行うこと。 [10.2、 16.7.1参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分又はフルオロウラシルに対し過敏症の既往歴 のある患者 2.2 テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与 中の患者及び投与中止後7日以内の患者[1.2、8.1、10.1参照] 2.3 重篤な腎障害のある患者[9.2.1、16.6.1参照] 2.4 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 有効成分 [1錠中] カペシタビン 300mg 添加剤 カルナウバロウ、クロスカルメロースNa、結晶セルロー ス、酸化チタン、ステアリン酸Mg、タルク、乳糖、ヒプロ メロース 3.2 製剤の性状 外 形 剤 完全なドキュメントを読む