オニバイド点滴静注43mg

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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製品の特徴 製品の特徴 (SPC)
07-10-2022

有効成分:

イリノテカン塩酸塩水和物

から入手可能:

日本セルヴィエ株式会社

INN(国際名):

Irinotecan hydrochloride hydrate

医薬品形態:

注射剤

投与経路:

注射剤

適応症:

がん細胞の遺伝子(DNA)の合成にかかわる酵素を阻害し、がん細胞の増殖を抑えます。通常、がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な膵癌の治療に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 Onivyde I.V. Infusion 43mg; シート記載:

情報リーフレット

                                くすりのしおり
注射剤
2022
年
10
月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:オニバイド点滴静注 43MG
主成分:
イリノテカン塩酸塩水和物
(Irinotecan hydrochloride hydrate)
剤形:
注射剤
シート記載など:
この薬の作用と効果について
がん細胞の遺伝子(
DNA
)の合成にかかわる酵素を阻害し、がん細胞の増殖を抑えます。通常、がん化
学療法後に増悪した治癒切除不能な膵癌の治療に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄機能抑制、感染症、
下痢、腸管麻痺・腸閉塞、間質性肺疾患または肺線維症、腹水・胸水、黄疸がある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は((                           :
医療担当者記入
))
・通常、
1
日
1
回
90
分間かけて静脈内に点滴注射し、
13
日間休薬します。これを
1
サイクルとして繰り
返します。
・具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。
生活上の注意
・食べ物や飲み物の種類によっては薬の働きが影響を受けることがあります。グレープフルーツジュー
スは、薬の働きを強くするおそれがあるので、治
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

製品の特徴

                                −1−
1.警告
1.1
従来のイリノテカン塩酸塩水和物製剤の代替として本
剤を投与しないこと。[8.1 参照]
1.2
本剤の投与にあたっては、緊急時に十分対応できる医
療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持
つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例につい
てのみ実施すること。また、治療開始に先立ち、患者又
はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得
てから投与すること。
1.3
投与に際しては、骨髄抑制、重度の下痢等の重篤な副
作用が起こることがあり、ときに致命的な経過をたどる
ことがあるので、頻回に臨床検査(血液検査、肝機能検査、
腎機能検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察す
ること。[8.2、11.1.1、11.1.2 参照]
2.禁忌
(次の患者には投与しないこと)
2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.2 骨髄機能抑制のある患者
骨髄機能抑制が増悪して重症感染症等を併発し、致命的
となることがある。
2.3 感染症を合併している患者
感染症が増悪し、致命的となることがある。
2.4 重度の下痢のある患者
下痢が増悪して脱水、電解質異常、循環不全を起こし、
致命的となることがある。
2.5 腸管麻痺、腸閉塞のある患者
腸管からの排泄が遅れ、重篤な副作用が発現し、致命的
となることがある。
2.6 間質性肺疾患又は肺線維症の患者
症状が増悪し、致命的となることがある。
2.7 多量の腹水、胸水のある患者
重篤な副作用が発現し、致命的となることがある。
2.8 黄疸のある患者
重篤な副作用が発現し、致命的となることがある。
2.9 アタザナビル硫酸塩を投与中の患者
[10.1 参照]
3.組成・性状
3.1 組成
成分
含量
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

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