国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
エポエチン ベータ
中外製薬株式会社
遺伝子組換え
注射剤
注射剤
赤血球ができるのを助けます。
通常、未熟児貧血の治療に用いられます。
英語の製品名 EPOGIN Syringes for Injection 750 [Anemia of prematurity]; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2020 年 01 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:エポジン注シリンジ 750[未熟児貧血用] 主成分: エポエチン ベータ(遺伝子組換え) (Epoetin beta (genetical recombination)) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 赤血球ができるのを助けます。 通常、未熟児貧血の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。血栓症(心筋梗塞、肺梗 塞、脳梗塞など)にかかっている、または以前かかったことがある。高血圧症、アレルギー体質または 両親や兄姉が以前に薬や食べ物で発疹やかゆみなどが出たことがある。脳出血がある。 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、週 2 回、皮下に注射します。 ・効果をみながら使用期間を決めていきます。 ・使用する前にアレルギーの有無を確認するための検査をすることがあります。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 副作用として、血圧上昇、頭痛・頭重感などが報告されています。このような症状に気 完全なドキュメントを読む
(1) 2. 禁忌 (次の患者には投与しないこと) 本剤又は他のエリスロポエチン製剤・ダルベポエチン アルファ製剤に過敏症の患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 エポジン注シリンジ750 有効成分 1シリンジ(0.5mL)中 日局エポエチン ベータ(遺伝子組換え) 注1) :750国際単位(IU) 添加剤 1シリンジ(0.5mL)中 L‑ヒスチジン塩酸塩水和物 0.675mg ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール 0.250mg 塩化ナトリウム 4.11mg リン酸水素ナトリウム水和物 0.323mg 水酸化ナトリウム、希塩酸 注2) 適量 注1)本剤は、チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。 注2)必要に応じて添加 3.2 製剤の性状 販売名 エポジン注シリンジ750 剤形 注射剤(ガラスシリンジに液剤を充填したキット) 性状 無色澄明の液 pH 6.8〜7.2 浸透圧比 約1(生理食塩液に対する比) 4. 効能又は効果 ○透析施行中の腎性貧血 ○透析導入前の腎性貧血 ○未熟児貧血 5. 効能又は効果に関連する注意 〈透析施行中の腎性貧血及び透析導入前の腎性貧血〉 5.1 本剤の投与対象は、貧血症に伴う日常生活活動の支障が認められる透析施行中の腎性貧血患者及び透析導入前の腎性貧血患者(血清クレアチ ニン濃度で2mg/dL以上、あるいはクレアチニンクリアランスが30mL/min以下)とする。なお、投与の目安はヘモグロビン濃度で10g/dL(ヘマ トクリット値で30%)未満とする。 〈未熟児貧血〉 5.2 本剤の投与は未熟児貧血に限定すること。なお、投与対象はヘモグロビン濃度で12g/dL(ヘマトクリット値で36%)未満を目安とする。また、 未熟児貧血におけるヘモグロビン濃度の低下は急速であるため、未熟児貧血発症早期より本剤を投与 完全なドキュメントを読む