国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
アリピプラゾール水和物
大塚製薬株式会社
Aripiprazole hydrate
注射剤
注射剤
脳内の神経伝達物質であるドパミンなどの受容体に作用し、幻覚・妄想などの症状を抑え、不安定な精神状態を安定させるとともに、やる気がしない、何も興味が持てないといったような状態を改善させます。
通常、統合失調症の治療、双極1型障害における気分エピソードの再発・再燃抑制に用いられます。
英語の製品名 ABILIFY prolonged release aqueous suspension for IM injection 300 mg syringe; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2020 年 09 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:エビリファイ持続性水懸筋注用 300MG シリンジ 主成分: アリピプラゾール水和物 (Aripiprazole hydrate) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 脳内の神経伝達物質であるドパミンなどの受容体に作用し、幻覚・妄想などの症状を抑え、不安定な精神 状態を安定させるとともに、やる気がしない、何も興味が持てないといったような状態を改善させま す。 通常、統合失調症の治療、双極 1 型障害における気分エピソードの再発・再燃抑制に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。糖尿病またはその既往歴 や家族歴がある、肝障害、心・血管疾患、低血圧、てんかんなどの痙攣性疾患またはその既往歴があ る、自殺を図ったまたは思いめぐらせている。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、 4 週に 1 回臀部筋肉内または三角筋内に注射します。 ・効果を見ながら長期間使用することがあります。 ・具体的な注射 完全なドキュメントを読む
(1) 1. 警告 1.1 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡等の死亡に至 ることもある重大な副作用が発現するおそれがあるので、 本剤投与中は高血糖の徴候・症状に注意すること。特に、 糖尿病又はその既往歴もしくはその危険因子を有する患者 には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合 のみ投与することとし、 投与にあたっては、 血糖値の測 定等の観察を十分に行うこと。[1.2、8.4、8.6、9.1.3、 11.1.6参照] 1.2 投与にあたっては、あらかじめ上記副作用が発現する場 合があることを、患者及びその家族に十分に説明し、口渇、 多飲、多尿、頻尿、多食、脱力感等の異常に注意し、この ような症状があらわれた場合には、直ちに医師の診察を受 けるよう指導すること。[1.1、8.4、8.6、9.1.3、11.1.6参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 昏睡状態の患者[昏睡状態を悪化させるおそれがある。] 2.2 バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の強 い影響下にある患者[中枢神経抑制作用が増強されるおそれ がある。] 2.3 アドレナリン(アドレナリンをアナフィラキシーの救急治 療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使 用する場合を除く)、クロザピンを投与中の患者[10.1参照] 2.4 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 本剤は凍結乾燥製剤と注射用水が一体となったプレフィルドシリンジ製 剤であり、用時懸濁して用いる筋注用注射剤である。1シリンジ中にそ れぞれ下記の成分・分量を含有する。 販売名 エビリファイ持続性 水懸筋注用300mgシリンジ エビリファイ持続性 水懸筋注用400mgシリンジ 有効成分・含量 注) アリピ 完全なドキュメントを読む