国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
エトポシド
サンド株式会社
Etoposide
注射剤
注射剤
がん細胞のDNAの合成を阻害して、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、肺小細胞がん、悪性リンパ腫、急性白血病、睾丸腫瘍、膀胱がん、絨毛性疾患、胚細胞腫瘍(精巣腫瘍、卵巣腫瘍、性腺外腫瘍)、小児悪性固形腫瘍(ユーイング肉腫ファミリー腫瘍、横紋筋肉腫、神経芽腫、網膜芽腫、肝芽腫その他肝原発悪性腫瘍、腎芽腫その他腎原発悪性腫瘍など)の治療に用いられます。他の抗がん剤と組み合わせて使用されることがあります。腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2023 年 09 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:エトポシド点滴静注液 100MG「サンド」 主成分: エトポシド (Etoposide) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について がん細胞の DNA の合成を阻害して、がん細胞の増殖を抑えます。 通常、肺小細胞がん、悪性リンパ腫、急性白血病、睾丸腫瘍、膀胱がん、絨毛性疾患、胚細胞腫瘍(精巣 腫瘍、卵巣腫瘍、性腺外腫瘍)、小児悪性固形腫瘍(ユーイング肉腫ファミリー腫瘍、横紋筋肉腫、神経 芽腫、網膜芽腫、肝芽腫その他肝原発悪性腫瘍、腎芽腫その他腎原発悪性腫瘍など)の治療に用いられま す。他の抗がん剤と組み合わせて使用されることがあります。腫瘍特異的 T 細胞輸注療法の前処置に用い られます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄抑制、腎障害、肝障 害がある。水痘(みずぼうそう)や感染症にかかっている。 ・妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・肺小細胞がん、悪性リンパ腫 完全なドキュメントを読む
- 1 - 1.警告 1.1 本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる 医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を 持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例につ いてのみ実施すること。適応患者の選択にあたっては、 各併用薬剤の電子添文を参照して十分注意すること。ま た、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び 危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。 1.2 本剤を含む小児悪性固形腫瘍に対するがん化学療法は、 小児のがん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のも とで実施すること。 2.禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 重篤な骨髄抑制のある患者[骨髄抑制は用量規制因子 であり、感染症又は出血を伴い、重篤化する可能性があ る。][9.1.1参照] 2.2 本剤に対する重篤な過敏症の既往歴のある患者 2.3 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] 3.組成・性状 3.1 組成 販売名 エトポシド点滴静注液100mg「サンド」 有効成分 1バイアル(5mL)中 日局 エトポシド 100mg 添加剤 1バイアル(5mL)中 無水クエン酸 マクロゴール300 3240mg ポリソルベート80 400mg ベンジルアルコール 100mg エタノール 適量 3.2 製剤の性状 販売名 エトポシド点滴静注液100mg「サンド」 性状 微黄色~淡黄色澄明のわずかに粘性の液 pH 3.5~4.5(5mL/日局生理食塩液500mL) 3.3~4.3(5mL/日局生理食塩液250mL) 浸透圧比 (日局生理食塩液に対する比) 約1(5mL/日局生理食塩液500mL) 約2(5mL/日局生理食塩液250mL) 4.効能又は効果 ○肺小細胞癌、悪性リンパ腫、急性白血病、睾丸腫瘍、膀胱 癌、絨毛性疾患、胚細胞腫瘍(精巣腫瘍、卵巣腫瘍、性腺 外腫瘍) 完全なドキュメントを読む