国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
エダラボン
高田製薬株式会社
Edaravone
注射剤
注射剤
血液の流れがわるくなったところで増加する有害なフリーラジカルを消去することにより、脳を保護します。
通常、脳梗塞急性期に伴う神経症候、日常生活動作障害、機能障害の改善に用いられます。
英語の製品名 EDARAVONE Injection 30mg Bag"TAKATA"; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2015 年 12 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:エダラボン点滴静注 30MG バッグ「タカタ」 主成分: エダラボン (Edaravone) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 血液の流れがわるくなったところで増加する有害なフリーラジカルを消去することにより、脳を保護し ます。 通常、脳梗塞急性期に伴う神経症候、日常生活動作障害、機能障害の改善に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎機能障害、感染症、肝 機能障害、心疾患、意識障害がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 日 2 回、 30 分かけて点滴で静脈内へ注射します。 ・症状をみながら使用期間を決めていきますが、 14 日以内です。 生活上の注意 ・この薬を注射したときは、頻回に(検査の回数は症状によって異なります)、腎機能検査、肝機能検 査、血液検査を行います。 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、発疹、発赤、腫れ、膨疹 完全なドキュメントを読む
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 重篤な腎機能障害のある患者[9.2.1 参照] 2.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 有効成分 添加剤 1 袋(100mL)中 日局 エダラボン 30mg 亜硫酸水素ナトリウム(20mg)、塩化 ナトリウム、 L -システイン塩酸塩水和物 (10mg)、水酸化ナトリウム、リン酸 3.2 製剤の性状 性状 pH 浸透圧比 (生理食塩液に対する比) 無色澄明の液 3.8~4.8 約 1 4. 効能又は効果 脳梗塞急性期に伴う神経症候、日常生活動作障害、機能障 害の改善 6. 用法及び用量 通常、成人に 1 回 1 袋(エダラボンとして 30mg)を、30 分かけて 1 日朝夕 2 回の点滴静注を行う。 発症後 24 時間以内に投与を開始し、投与期間は 14 日以内 とする。 8. 重要な基本的注意 8.1 本剤の投与は、本剤に関する十分な知識及び脳梗塞の治 療経験を持つ医師との連携のもとで行うこと。 8.2 投与に際しては、患者又はそれに代わり得る適切な者に 対して、本剤の副作用等について十分な説明を行うこと。 8.3 急性腎障害又は腎機能障害の増悪、重篤な肝障害、播種 性血管内凝固症候群(DIC)があらわれ、致命的な経過を たどることがある。これらの症例では、腎機能障害、肝機 能障害、血液障害等を同時に発現する重篤な症例が報告さ れている。 8.3.1 検査値の急激な悪化は、投与開始初期に発現すること が多いので、投与前又は投与開始後速やかに BUN、クレア チニン、AST、ALT、LDH、CK、赤血球、血小板等の腎 機能検査、肝機能検査及び血液検査を実施すること。本剤 投与中も、腎機能検査、肝機能検査及び血液検査を頻回に 実施し、投与後も継続して十分な観察を行うこと。 [9.1.1-9.1.3、 9.2. 完全なドキュメントを読む