国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
エポエチン アルファ
協和キリン株式会社
遺伝子組換え
注射剤
注射剤
赤血球のもとになる細胞に作用して赤血球を増やし、貧血を改善します。
通常、未熟児貧血の治療に用いられます。
英語の製品名 ESPO INJECTION 750 [prematurity anemia]; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2021 年 01 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:エスポー注射液 750[未熟児貧血] 主成分: エポエチン アルファ(遺伝子組換え) (Epoetin alfa(genetical recombination)) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 赤血球のもとになる細胞に作用して赤血球を増やし、貧血を改善します。 通常、未熟児貧血の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心筋梗塞、肺梗塞、脳梗 塞などを起こしたことがある。血圧が高い。 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、週に 2 回皮下に注射します。 ・効果を見ながら使用期間を決めています。具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きくださ い。 ・注射の前に、少量を皮内に注射して異常が見られないか確認することがあります。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、血圧上昇、浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師 または薬剤師に相談して 完全なドキュメントを読む
-1- 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分又は他のエリスロポエチン製剤・ダルベポエ チン アルファ製剤に過敏症の患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 エスポー注射液750 容量 1アンプル 0.5mL 有効 成分 日局エポエチン アルファ (遺伝子組換え) 750国際単位 添加剤 L-アルギニン塩酸塩 ポリソルベート 80 リン酸二水素ナトリウム水和物 等張化剤 pH調節剤 4.5mg 0.03mg 0.13mg 本剤の有効成分エポエチン アルファ(遺伝子組換え)は、チャイニ ーズハムスター卵巣細胞で生産される。 3.2 製剤の性状 販売名 エスポー注射液750 色・性状 無色澄明の液 pH 5.5~6.5 浸透圧比 約1(生理食塩液対比) 4. 効能又は効果 ○透析施行中の腎性貧血 ○未熟児貧血 5. 効能又は効果に関連する注意 〈透析施行中の腎性貧血〉 5.1 本剤の投与は貧血症に伴う日常生活活動の支障が認めら れる患者に限定すること。なお、投与対象はヘモグロビン 濃度で10g/dL(ヘマトクリット値で30%)未満を目安とす る。 5.2 本剤の投与に際しては、腎性貧血であることを確認し、 他の貧血症(失血性貧血、汎血球減少症、アルミニウム蓄 積症等)には投与しないこと。 〈未熟児貧血〉 5.3 本剤の投与は未熟児貧血に限定すること。なお、投与対 象はヘモグロビン濃度で12g/dL(ヘマトクリット値で36%) 未満を目安とする。また、未熟児貧血におけるヘモグロビ ン濃度の低下は急速であるため、未熟児貧血発症早期より 本剤を投与することが望ましい。 6. 用法及び用量 〈透析施行中の腎性貧血〉 投与初期は、エポエチン アルファ(遺伝子組換え)として、 通常、成人、1回3,000国際単位を週3回、できるだけ緩徐に 静脈内投与する。 貧血改善 完全なドキュメントを読む