エストラジオール錠0.5mg「F」[生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整、凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期]

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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製品の特徴 製品の特徴 (SPC)
02-08-2023

有効成分:

エストラジオール

から入手可能:

富士製薬工業株式会社

INN(国際名):

Estradiol

医薬品形態:

明るい灰黄色の錠剤、直径6mm、厚さ2.85mm

投与経路:

内服剤

適応症:

卵胞ホルモンの一種で、黄体ホルモンと組み合わせて服用し、その後中止することにより卵胞ホルモンと黄体ホルモンの血中濃度が急激に低下します。これにより子宮内膜がはがれ、月経様出血が生じることで、調節卵巣刺激の開始時期を調整できます。
また、凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期では、この薬によって子宮内膜を厚くさせた後、黄体ホルモン剤を併用すると妊娠の成立や維持が可能な子宮内膜が作られます。
通常、生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整、凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 Estradiol Tablets 0.5mg"F"[Adjustment of start time of controlled ovarian stimulation in assisted reproductive technology, Hormone replacement cycle in frozen-thawed embryo transfer]; シート記載: (表面)エストラジオール錠0.5mg「F」、FJ75
(裏面)エストラジオール錠0.5mg「F」、0.5mg

情報リーフレット

                                くすりのしおり
内服剤
2023
年
06
月作成
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:エストラジオール錠
0.5MG「F」[生殖補助医療における調
節卵巣刺激の開始時期の調整、凍結融解胚移植におけるホル
モン補充周期]
主成分:
エストラジオール
(Estradiol)
剤形:
明るい灰黄色の錠剤、直径
6mm
、厚さ
2.85mm
シート記載など:
(表面)エストラジオール錠
0.5mg
「
F
」、
FJ75
(裏面)エストラジオール錠
0.5mg
「
F
」、
0.5mg
この薬の作用と効果について
卵胞ホルモンの一種で、黄体ホルモンと組み合わせて服用し、その後中止することにより卵胞ホルモンと
黄体ホルモンの血中濃度が急激に低下します。これにより子宮内膜がはがれ、月経様出血が生じること
で、調節卵巣刺激の開始時期を調整できます。
また、凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期では、この薬によって子宮内膜を厚くさせた後、黄体ホ
ルモン剤を併用すると妊娠の成立や維持が可能な子宮内膜が作られます。
通常、生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整、凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期
に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。エストロゲン依存性の腫
瘍(乳癌、子宮内膜癌など)およびその疑い、未治療の子宮内膜増殖症、乳癌の既往歴、血栓性静脈炎
や肺塞栓症またはその既往歴、動脈性の血
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

製品の特徴

                                -1-
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
〈効能共通〉
2.1
エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば、乳癌、子宮内膜癌)
及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促す
ことがある。][8.3、8.4参照]
2.2
未治療の子宮内膜増殖症のある患者[子宮内膜増殖症は細
胞異型を伴う場合がある。][8.3、8.4参照]
2.3
乳癌の既往歴のある患者[乳癌が再発するおそれがある。]
[8.3参照]
2.4
血栓性静脈炎や肺塞栓症のある患者、又はその既往歴のあ
る患者[エストロゲンは凝固因子を増加させ、血栓形成傾向
を促進するとの報告がある。][11.1.1参照]
2.5
動脈性の血栓塞栓疾患(例えば、冠動脈性心疾患、脳卒中)
又はその既往歴のある患者[15.1.3、15.1.4参照]
2.6 授乳婦[9.6参照]
2.7 重篤な肝障害のある患者[9.3.1参照]
2.8
診断の確定していない異常性器出血のある患者[出血が子
宮内膜癌による場合は、癌の悪化あるいは顕性化を促すこと
がある。][8.3、8.4参照]
2.9 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
〈更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う症状、閉経後骨粗鬆症、
生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整〉
2.10
妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5.1参照]
3. 組成・性状
3.1 組成
販売名
エストラジオール錠0.5mg「F」
有効成分
エストラジオール
含量(1錠中)
0.5mg
添加剤
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、アルファー
化デンプン、低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロース、ポビドン、ステアリン酸マグネシウム、
ヒプロメロース、マクロゴール6000、タルク、
酸化チタン、黄色三二酸化鉄、三二酸化鉄
3.2 製剤の性状
販売名
エストラジオール錠0.5mg「F」

                                
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