エスクレ坐剤「500」

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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製品の特徴 製品の特徴 (SPC)
27-12-2023

有効成分:

抱水クロラール

から入手可能:

久光製薬株式会社

INN(国際名):

Chloral hydrate

医薬品形態:

微淡黄色のカプセル坐剤

投与経路:

外用剤

適応症:

中枢神経に対し抑制的に作用し、抗けいれん作用を示します。
通常、理学検査(脳波、心電図、筋電図などをとる検査)時の鎮静・催眠や、静脈注射が困難な場合のけいれんに用いられます。

製品概要:

英語の製品名 ESCRE SUPPOSITORIES"500"; シート記載: HP5500Z

情報リーフレット

                                くすりのしおり
外用剤
2020
年
08
月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:エスクレ坐剤「500」
主成分:
抱水クロラール
(Chloral hydrate)
剤形:
微淡黄色のカプセル坐剤
シート記載など:HP5500Z
この薬の作用と効果について
中枢神経に対し抑制的に作用し、抗けいれん作用を示します。
通常、理学検査(脳波、心電図、筋電図などをとる検査)時の鎮静・催眠や、静脈注射が困難な場合のけ
いれんに用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ゼラチンアレルギーの既
往歴、急性間けつ性ポルフィリン症がある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は((                           :
医療担当者記入
))
・通常、小児は
1
回体重
1kg
あたり主成分として
30
~
50mg
を直腸内に挿入します。年齢・症状、目的
により適宜増減されますが、総量の上限は
1.5g
です。本剤は
1
個に主成分
500mg
を含む製剤です。
必ず指示された使用方法に従ってください。
・誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。
・医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないで
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

製品の特徴

                                −1−
2.禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1
本剤の成分(ゼラチン等)に対して過敏症の既往歴のある
患者[本剤のカプセルの主成分はゼラチンである。ワクチ
ン類に安定剤として含まれるゼラチンに対し過敏症の患
者に、本剤を投与したところ過敏症が発現したとの報告
がある。また、本剤投与によりショック様症状を起こした
患者の血中にゼラチン特異抗体を検出したとの報告があ
る。]
2.2
トリクロホスナトリウムに対して過敏症の既往歴のある
患者[抱水クロラール及びトリクロホスナトリウムは、生
体内でトリクロロエタノールとなる。][18.1参照]
2.3
急性間けつ性ポルフィリン症の患者[ポルフィリン症の
症状を悪化させる。]
3.組成・性状
3.1
組成
販 売 名 エスクレ坐剤「250」
エスクレ坐剤「500」
有 効 成 分
1カプセル中
日局抱水クロラール
250mg
1カプセル中
日局抱水クロラール
500mg
添 加 剤
グリセリン、香料(エチルバニリン)、ゼラチン、
D‑ソルビトール、パラオキシ安息香酸プロピル、
パラオキシ安息香酸メチル、マクロゴール400
3.2 製剤の性状
販 売 名 エスクレ坐剤「250」
エスクレ坐剤「500」
剤形・性状
微淡黄色透明のレクタルカプセル坐剤
識別コード HP5250Z
HP5500Z
4.効能又は効果
○理学検査時における鎮静・催眠
○静脈注射が困難なけいれん重積状態
6.用法及び用量
抱水クロラールとして、通常小児では30〜50mg/kgを標準と
し、直腸内に挿入する。
なお、年令・症状・目的に応じ適宜増減する。
総量1.5gを越えないようにする。
8.重要な基本的注意
8.1
呼吸抑制等が起こることがあるので患者の状態を十分観
察すること。特に小児では呼吸数、心拍数、経皮的動脈
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

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