国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
イリノテカン塩酸塩水和物
東和薬品株式会社
Irinotecan hydrochloride hydrate
注射剤
注射剤
がん細胞のDNAの合成を阻害して、がん細胞の増殖を抑えます。通常、手術できないまたは再発した胃がん、手術できないまたは再発した結腸・直腸がん、小細胞肺がん、非小細胞肺がん、手術できないまたは再発した乳がん、子宮頸がん、卵巣がん、有棘細胞がん、悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)、小児悪性固形腫瘍、治癒切除不能な膵がんの治療に用いられます。
英語の製品名 IRINOTECAN HYDROCHLORIDE HYDRATE INTRAVENOUS INFUSION 40mg "TOWA"; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2022 年 03 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:イリノテカン塩酸塩点滴静注液 40MG「トーワ」 主成分: イリノテカン塩酸塩水和物 (Irinotecan hydrochloride hydrate) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について がん細胞の DNA の合成を阻害して、がん細胞の増殖を抑えます。通常、手術できないまたは再発した胃 がん、手術できないまたは再発した結腸・直腸がん、小細胞肺がん、非小細胞肺がん、手術できないまた は再発した乳がん、子宮頸がん、卵巣がん、有棘細胞がん、悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)、小児 悪性固形腫瘍、治癒切除不能な膵がんの治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄機能抑制、感染症、 下痢(水様便)、腸管麻痺、腸閉塞、間質性肺炎または肺線維症、多量の腹水・胸水、黄疸、肝障害、 腎障害、糖尿病、全身衰弱、遺伝性果糖不耐症がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、静脈内に点滴注射します。 ・手術 完全なドキュメントを読む
2024年2月改訂(第1版) 日本標準商品分類番号 87424 点滴静注液40mg 点滴静注液100mg 承認番号 22500AMX00188 22500AMX00189 販売開始 2013年6月 貯 法:室温保存 有効期間:3年 抗悪性腫瘍剤 劇薬、処方箋医薬品 注) IRINOTECAN HYDROCHLORIDE HYDRATE INTRAVENOUS INFUSION 40mg “TOWA”/ INTRAVENOUS INFUSION 100mg “TOWA” 注)注意-医師等の処方箋により使用すること 警告 1. 本剤使用にあたっては、患者又はその家族に有効性及び危険 性を十分説明し、同意を得てから投与を開始すること。 1.1 本剤の臨床試験において、骨髄機能抑制あるいは下痢に起因 したと考えられる死亡例が認められている。本剤の投与は、緊 急時に十分に措置できる医療施設及びがん化学療法に十分な経 験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例に ついてのみ投与し、下記の患者には投与しないなど適応患者の 選択を慎重に行うこと。[2.1-2.9、10.1参照] 1.2 骨髄機能抑制のある患者 ・ 感染症を合併している患者 ・ 下痢(水様便)のある患者 ・ 腸管麻痺、腸閉塞のある患者 ・ 間質性肺炎又は肺線維症の患者 ・ 多量の腹水、胸水のある患者 ・ 黄疸のある患者 ・ アタザナビル硫酸塩を投与中の患者 ・ 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 ・ 本剤を含む小児悪性固形腫瘍に対するがん化学療法は、小児 のがん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで実施す ること。 1.3 投与に際しては、骨髄機能抑制、高度な下痢等の重篤な副作 用が起こることがあり、ときに致命的な経過をたどることがあ るので、頻回に臨床検査(血液検査、肝機能検査、腎機能検査 等)を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。[8.3、 11.1.1、11.1.2参照] 1.4 完全なドキュメントを読む