国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
イマチニブメシル酸塩
日本化薬株式会社
Imatinib mesilate
明るい黄赤色〜暗い黄赤色の錠剤、直径8.1mm、厚さ3.3mm
内服剤
細胞の増殖に関与するチロシンキナーゼ(Bcr-Abl、KIT、FIP1L1-PDGFRα)の異常な働きを阻害することにより、がん細胞の増殖を抑える作用があります。
通常、慢性骨髄性白血病、KIT(CD117)陽性消化管間質腫瘍、フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病、FIP1L1-PDGFRα陽性の好酸球増多症候群または慢性好酸球性白血病の治療に用いられます。
英語の製品名 Imatinib Tab. 100mg "NK"; シート記載: (表) イマチニブ100mg「NK」、食後に多めの水で服用(裏) Imatinib、イマチニブ「NK」100、日本化薬
くすりのしおり 内服剤 2023 年 01 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:イマチニブ錠 100MG「NK」 主成分: イマチニブメシル酸塩 (Imatinib mesilate) 剤形: 明るい黄赤色~暗い黄赤色の錠剤、直径 8.1mm 、厚さ 3.3mm シート記載など:( 表) イマチニブ 100mg 「 NK 」、食後に多めの水で服用 ( 裏 ) Imatinib 、イマチニブ「 NK 」 100 、日本化薬 この薬の作用と効果について 細胞の増殖に関与するチロシンキナーゼ( Bcr-Abl 、 KIT 、 FIP1L1-PDGFRα )の異常な働きを阻害する ことにより、がん細胞の増殖を抑える作用があります。 通常、慢性骨髄性白血病、 KIT ( CD117 )陽性消化管間質腫瘍、フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ 性白血病、 FIP1L1-PDGFRα 陽性の好酸球増多症候群または慢性好酸球性白血病の治療に用いられま す。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・慢性骨髄性白血病:通常、成人は慢性期の場合、 1 回 4 錠(イマチニブとして 400mg )を、移行期・ 急性 完全なドキュメントを読む
1 / 7 1. 警告 本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設において、 がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本 療法が適切と判断される症例についてのみ投与すること。ま た、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危 険性を十分に説明し、同意を得てから投与を開始すること。 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] 2.3 ロミタピドを投与中の患者[10.1参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 イマチニブ錠100mg「NK」 有効成分 1錠中 イマチニブメシル酸塩 119.5mg (イマチニブとして100mg) 添加剤 無水ケイ酸、クロスポビドン、ステアリン酸マグ ネシウム、セルロース、ヒプロメロース、三二酸 化鉄、マクロゴール、タルク 3.2 製剤の性状 販売名 イマチニブ錠100mg「NK」 性状 明るい黄赤色~暗い黄赤色の片面割線入りの円形 のフィルムコーティング錠 外形 表・裏 側面 大きさ 直径 約8.1mm 厚さ 約3.3mm 質量 約160mg 本体表示 100 イマチニブNK:NKイマチニブ 100 4. 効能又は効果 ○慢性骨髄性白血病 ○KIT(CD117)陽性消化管間質腫瘍 ○フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病 ○FIP1L1-PDGFRΑ陽性の下記疾患 好酸球増多症候群、慢性好酸球性白血病 5. 効能又は効果に関連する注意 〈慢性骨髄性白血病〉 5.1 染色体検査又は遺伝子検査により慢性骨髄性白血病と診断 された患者に使用する。 〈KIT(CD117)陽性消化管間質腫瘍〉 5.2 免疫組織学的検査によりKIT(CD117)陽性消化管間質腫 瘍と診断された患者に使用する。なお、KIT(CD117)陽性 の確認は、十分な経験を有する病理医又は検 完全なドキュメントを読む