国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
イトプリド塩酸塩
ニプロ株式会社
Itopride hydrochloride
白色の錠剤、直径7.0mm、厚さ3.9mm
内服剤
ドパミンD2受容体遮断作用によりアセチルコリン遊離を促進し、さらに上部消化管でのアセチルコリンの分解を抑えることにより、消化管の運動を整え、吐き気、嘔吐、腹痛、食欲不振、腹部膨満感、胸やけなどの症状を改善します。
通常、慢性胃炎における消化器症状(腹部膨満感、上腹部痛、食欲不振、胸やけ、悪心、嘔吐)の治療に用いられます。
英語の製品名 ITOPRIDE HYDROCHLORIDE TABLETS 50mg "NP"; シート記載: 表面:イトプリド塩酸塩50mg「NP」、50mg、NP-151
裏面:ITOPRIDE 50mg「NP」、イトプリド塩酸塩50mg
くすりのしおり 内服剤 2008 年 07 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:イトプリド塩酸塩錠 50MG「NP」 主成分: イトプリド塩酸塩 (Itopride hydrochloride) 剤形: 白色の錠剤、直径 7.0mm 、厚さ 3.9mm シート記載など: 表面:イトプリド塩酸塩 50mg 「 NP 」、 50mg 、 NP-151 裏面: ITOPRIDE 50mg 「 NP 」、イトプリド塩酸塩 50mg この薬の作用と効果について ドパミン D 2 受容体遮断作用によりアセチルコリン遊離を促進し、さらに上部消化管でのアセチルコリン の分解を抑えることにより、消化管の運動を整え、吐き気、嘔吐、腹痛、食欲不振、腹部膨満感、胸やけ などの症状を改善します。 通常、慢性胃炎における消化器症状(腹部膨満感、上腹部痛、食欲不振、胸やけ、悪心、嘔吐)の治療に 用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて 他に使用中の医薬品に注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 回 1 錠(主成分として 50mg )を 1 日 3 回食前に服用しますが、年齢・症状により適宜 増減されます。必ず指示された服用方法に従ってくだ 完全なドキュメントを読む
- 1 - 2023年12月改訂(第1版) 貯 法:室温保存 有効期間:3年 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 有効成分 添加剤 イトプリ ド塩酸塩 錠 50mg 「NP」 1錠中 イトプリド 塩酸塩 50mg 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ヒド ロキシプロピルセルロース、軽質無水ケ イ酸、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロ メロース、マクロゴール6000、酸化チタ ン、カルナウバロウ 3.2 製剤の性状 販売名 性状 外形・大きさ 直径 (mm) 厚さ (mm) 重量 (mg) 識別コード イトプリド塩 酸 塩 錠 50mg 「NP」 白 色 の 割 線 入りフィルム コーティング 錠 7.0 3.9 152 NP-151 4. 効能・効果 慢性胃炎における消化器症状(腹部膨満感、上腹部痛、⾷ 欲不振、胸やけ、悪⼼、嘔吐) 6. ⽤法・⽤量 通常、成⼈にはイトプリド塩酸塩として 1 ⽇ 150mg を 3 回 に分けて⾷前に経⼝投与する。 なお、年齢、症状により適宜減量する。 8. 重要な基本的注意 8.1 本剤はアセチルコリンの作⽤を増強するので、その点に 留意して使⽤すること。 8.2 消化器症状の改善がみられない場合、⻑期にわたって漫 然と使⽤すべきでない。 9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.5 妊婦 妊婦⼜は妊娠している可能性のある⼥性には、治療上の有 益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与するこ と。ラットによる実験で胎児に移⾏することが報告されて いる 1) 。 9.6 授乳婦 治療上の有益性及び⺟乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継 続⼜は中⽌を検討すること。ラットによる実験で乳汁中へ 移⾏することが報告されている。[16.3.3 参照] 9.7 ⼩児等 ⼩児等を対象とした臨床試 完全なドキュメントを読む