国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
イソソルビド
興和株式会社
Isosorbide
無色〜淡黄褐色の液剤
内服剤
血漿浸透圧を高めることで、脳圧降下作用、利尿作用、眼圧降下作用、耳の内リンパ圧降下作用を示します。
通常、脳腫瘍・頭部外傷による脳圧亢進時の脳圧降下、腎・尿管結石時の利尿、緑内障の眼圧降下や、メニエール病の治療に用いられます。
英語の製品名 ISOBIDE SYRUP 70%; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2023 年 04 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:イソバイドシロップ 70% 主成分: イソソルビド (Isosorbide) 剤形: 無色~淡黄褐色の液剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 血漿浸透圧を高めることで、脳圧降下作用、利尿作用、眼圧降下作用、耳の内リンパ圧降下作用を示しま す。 通常、脳腫瘍・頭部外傷による脳圧亢進時の脳圧降下、腎・尿管結石時の利尿、緑内障の眼圧降下や、メ ニエール病の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。頭蓋内血腫がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・脳圧降下、利尿、眼圧降下:通常、成人は 1 日 70 ~ 140mL (主成分として 49 ~ 98g )を 2 ~ 3 回に分 けて服用します。症状により適宜増量されます。 メニエール病: 1 日体重当り 1.5 ~ 2.0mL/kg (主成分として 1.05 ~ 1.4g )を標準用量とし、通常、成 人は 1 回 30 ~ 40mL ( 21 ~ 28g )を 1 日 3 回食後に服用します。症状により適宜増減されます。 服用しにくい場合は 完全なドキュメントを読む
-1- 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤及び本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 急性頭蓋内血腫のある患者[急性頭蓋内血腫を疑われる患 者に、頭蓋内血腫の存在を確認することなく本剤を投与した 場合、脳圧により、一時止血していたものが、頭蓋内圧の減 少とともに再び出血し始めることもあるので、出血源を処理 し、再出血のおそれのないことを確認しない限り本剤を投与 しないこと。] 3. 組成・性状 3.1 組成 販 売 名 イソバイド シロップ70% イソバイド シロップ70% 分包20mL イソバイド シロップ70% 分包23mL イソバイド シロップ70% 分包30mL 有 効 成 分 500mL中 イソソルビド 350.0g 20mL中 イソソルビド 14.0g 23mL中 イソソルビド 16.1g 30mL中 イソソルビド 21.0g 添 加 剤 乳酸、D-ソルビトール、サッカリンNa水和物、パ ラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸 ブチル、香料 3.2 製剤の性状 販 売 名 イソバイド シロップ70% イソバイド シロップ70% 分包20mL イソバイド シロップ70% 分包23mL イソバイド シロップ70% 分包30mL 性 状 無色~淡黄褐色の液(シロップ剤)で芳香がある。 味は初め甘みと酸味があり、後やや苦い。 4. 効能又は効果 脳腫瘍時の脳圧降下、頭部外傷に起因する脳圧亢進時の脳圧降 下、腎・尿管結石時の利尿、緑内障の眼圧降下、メニエール病 6. 用法及び用量 〈脳腫瘍時の脳圧降下、頭部外傷に起因する脳圧亢進時の脳圧降 下、腎・尿管結石時の利尿、緑内障の眼圧降下〉 脳圧降下、眼圧降下、及び利尿を目的とする場合には、通常成 人1日量70~140mLを2~3回に分けて経口投与する。症状によ り適宜増量する。 必要によって冷水で2倍程度に希釈して経口投与する。 完全なドキュメントを読む