国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
モルヒネ塩酸塩水和物
住友ファーマ株式会社
Morphine hydrochloride hydrate
注射剤
注射剤
中枢神経のオピオイド受容体や延髄の咳嗽中枢に作用して、激しい痛みや激しい咳を抑えます。また、腸管ぜん動運動を抑制し、激しい下痢や手術後の腸管の運動を抑えます。
通常、激しい痛み、咳、下痢症状の治療や手術後などの腸管運動の抑制、麻酔前投薬、麻酔の補助、痛みを伴う各種がんにおける鎮痛に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2024 年 03 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:アンペック注 200MG(4%製剤) 主成分: モルヒネ塩酸塩水和物 (Morphine hydrochloride hydrate) 剤形: 注射剤 シート記載など: 剤形写真準備中 この薬の作用と効果について 中枢神経のオピオイド受容体や延髄の咳嗽中枢に作用して、激しい痛みや激しい咳を抑えます。また、腸 管ぜん動運動を抑制し、激しい下痢や手術後の腸管の運動を抑えます。 通常、激しい痛み、咳、下痢症状の治療や手術後などの腸管運動の抑制、麻酔前投薬、麻酔の補助、痛み を伴う各種がんにおける鎮痛に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。呼吸抑制、気管支喘息発 作、肝機能障害、慢性肺疾患に続発する心不全、けいれん状態、急性アルコール中毒、出血性大腸炎、 細菌性下痢がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、皮下または静脈内に注射します。 ・具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。 生活上の注意 ・眠気、 完全なドキュメントを読む
- 1 - モルヒネ塩酸塩注射剤 日本薬局方 モルヒネ塩酸塩注射液 INJECTION 日本標準商品分類番号 878114 7. 用法及び用量に関連する注意 7.1 本剤(4%製剤)は、10mgあるいは50mg注射液(1%製剤)の4倍濃 度であるので、1%製剤から4%製剤への切り替えにあたっては、 持続注入器の注入速度、注入量を慎重に設定し、過量投与とな らないように注意して使用すること。 7.2 本剤(4%製剤)は、皮下又は静脈内注射にのみ使用すること(硬 膜外及びくも膜下投与には使用しないこと)。 8. 重要な基本的注意 8.1 連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に 行い、慎重に投与すること。[11.1.1参照] 8.2 眠気、めまいが起こることがあるので、本剤投与中の患者に は自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注 意すること。 9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.1 細菌性下痢のある患者 治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。 治療期間の延長をきたすおそれがある。[2.8参照] 9.1.2 心機能障害のある患者 循環不全を増強するおそれがある。 9.1.3 呼吸機能障害のある患者 呼吸抑制を増強するおそれがある。 9.1.4 脳に器質的障害のある患者 呼吸抑制や頭蓋内圧の上昇を起こすおそれがある。 9.1.5 ショック状態にある患者 循環不全や呼吸抑制を増強するおそれがある。 9.1.6 代謝性アシドーシスのある患者 呼吸抑制を起こすおそれがある。 9.1.7 甲状腺機能低下症(粘液水腫等)の患者 呼吸抑制や昏睡を起こすおそれがある。 9.1.8 副腎皮質機能低下症(アジソン病等)の患者 呼吸抑制作用に対し、感受性が高くなっている。 9.1.9 薬物依存の既往歴のある 完全なドキュメントを読む