アンペック坐剤10mg

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

有効成分:

モルヒネ塩酸塩水和物

から入手可能:

住友ファーマ株式会社

INN（国際名）:

Morphine hydrochloride hydrate

医薬品形態:

白色〜微黄色の坐剤

投与経路:

外用剤

適応症:

中枢神経のオピオイド受容体に作用して、激しい痛みを抑えます。
通常、激しい痛みをともなう各種がんにおける鎮痛に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 ; シート記載: アンペック坐剤10mg、ANP10、P187

情報リーフレット

くすりのしおり
外用剤
2023
年
08
月改訂
薬には効果（ベネフィット）だけでなく副作用（リスク）があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:アンペック坐剤 10MG
主成分:
モルヒネ塩酸塩水和物
(Morphine hydrochloride hydrate)
剤形:
白色～微黄色の坐剤
シート記載など:
アンペック坐剤
10mg
、
ANP10
、
P187
剤形写真準備中
この薬の作用と効果について
中枢神経のオピオイド受容体に作用して、激しい痛みを抑えます。
通常、激しい痛みをともなう各種がんにおける鎮痛に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。呼吸抑制、気管支喘息発
作、肝障害、慢性肺疾患に続発する心不全、けいれん状態、急性アルコール中毒がある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。
用法・用量（この薬の使い方）
・あなたの用法・用量は((　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:
医療担当者記入
))
・通常、成人は
1
日
2
～
12
個（主成分として
20
～
120mg
）を
1
日
2
～
4
回に分けて直腸内（肛門）に挿
入しますが、症状により適宜増減されます。本剤は
1
個中に主成分
10mg
を含有します。また、初め
ての場合は、
1
個（
10mg
）から使用することもあります。必ず指示された使用方法に従ってくださ
い。
・使い忘れた場

製品の特徴

－ 1 －
－ 4 －
がん疼痛治療剤
モルヒネ塩酸塩坐剤
SUPPOSITORIES
貯法：冷凍を避け、室温(1 ～ 30℃)で保存
有効期間：3年
注) 注意－医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号
878114
坐剤10mg
坐剤20mg
坐剤30mg
承認番号
20300AMZ00742 20300AMZ00743 21100AMZ00431
販売開始 1991年12月 1991年12月 1999年6月
13
2023 年 6 月改訂(第 1 版)
2.
禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1
重篤な呼吸抑制のある患者［呼吸抑制を増強する。］
2.2 気管支喘息発作中の患者［気道分泌を妨げる。］
2.3 重篤な肝機能障害のある患者［9.3.1参照］
2.4
慢性肺疾患に続発する心不全の患者［呼吸抑制や循環不全
を増強する。］
2.5
痙攣状態(てんかん重積症、破傷風、ストリキニーネ中毒)
にある患者［脊髄の刺激効果があらわれる。］
2.6
急性アルコール中毒の患者［呼吸抑制を増強する。］
2.7
本剤の成分及びアヘンアルカロイドに対し過敏症の患者
2.8
ナルメフェン塩酸塩水和物を投与中又は投与中止後1週間
以内の患者［10.1参照］
3.
組成・性状
3.1 組成
販売名
アンペック坐剤10mg
アンペック坐剤20mg
有効成分
1個中日局モルヒネ塩酸塩
水和物10mg
1個中日局モルヒネ塩酸塩
水和物20mg
添加剤
ハードファット(基剤)
販売名
アンペック坐剤30mg
有効成分
1個中日局モルヒネ塩酸塩
水和物30mg
添加剤
ハードファット(基剤)
3.2 製剤の性状
販売名
アンペック坐剤10mg
アンペック坐剤20mg
色・剤形
白色～微黄色の紡すい形の
坐剤
白色～微黄色の紡すい形の
坐剤
外形
大きさ
全長
(mm)
尾部
胴径
(mm)
頭部
胴径
(mm)
重さ
(g)
全長
(mm)
尾部
胴径
(mm)
頭部
胴径
(mm)
重さ
(g)
約 26.5
約7.5
約9.0
約 1.20
約 30.5
約8.0
約9.4
約 1.60
識別コード
P187(コンテナーに印刷)
P188(コンテナ�