国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
アルプロスタジル
東和薬品株式会社
Alprostadil
注射剤
注射剤
末梢の血管を拡張させ、血液の流れをよくすることにより手足の潰瘍や痛みを改善します。
通常、慢性動脈閉塞症における四肢潰瘍ならびに安静時疼痛、進行性全身性硬化症や全身性エリテマトーデスにおける皮膚潰瘍、糖尿病における皮膚潰瘍、振動病の治療に用いられます。
英語の製品名 ALPROSTADIL INJECTION 10mcg SYRINGE "TOWA" [chronic arterial obstruction, progressive systemic sclerosis, systemic erythematosus, diabetes mellitus, vibration disease]; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2012 年 12 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:アルプロスタジル注 10ΜG シリンジ「トーワ」[慢性動脈閉 塞症、進行性全身性硬化症、全身性エリテマトーデス、糖尿 病、振動病] 主成分: アルプロスタジル (Alprostadil) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 末梢の血管を拡張させ、血液の流れをよくすることにより手足の潰瘍や痛みを改善します。 通常、慢性動脈閉塞症における四肢潰瘍ならびに安静時疼痛、進行性全身性硬化症や全身性エリテマトー デスにおける皮膚潰瘍、糖尿病における皮膚潰瘍、振動病の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心臓が悪い。出血(黒い 便が出る、血を吐くなど)がある。緑内障。眼圧が高い。現在または過去に胃潰瘍になったことがあ る。間質性肺炎。腎臓が悪い。出血しやすい。 ・妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 日 1 回、静脈内に注射または点滴で静脈内に注射し 完全なドキュメントを読む
2024年2月改訂(第1版) 日本標準商品分類番号 87219 承認番号 22400AMX01253 販売開始 2012年12月 貯 法:凍結を避け5℃以下で保存 有効期間:1年 プロスタグランジンE 1 製剤 劇薬、処方箋医薬品 注) ALPROSTADIL INJECTION 10μg SYRINGE “TOWA” 注)注意-医師等の処方箋により使用すること 警告 1. 〈動脈管依存性先天性心疾患〉 本剤投与により無呼吸発作が発現することがあるので、呼吸管 理設備の整っている施設で投与すること。[9.7.1、11.1.9参 照] 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2. 重篤な心不全の患者[8.2、9.1.1、11.1.3参照] 2.1 出血(頭蓋内出血、消化管出血、喀血等)している患者 [9.1.5、11.1.6参照] 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] 2.3 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.4 組成・性状 3. 組成 3.1 有効成分 1シリンジ(2mL)中 日局 アルプロスタジル ……………………………10μg 添加剤 精製ダイズ油 …………………………………………200mg 高度精製卵黄レシチン ………………………………36mg オレイン酸 ……………………………………………4.8mg 濃グリセリン ………………………………………44.2mg pH調節剤(塩酸、水酸化ナトリウム)………………適量 製剤の性状 3.2 性状 白色の乳濁液で、わずかに粘性があり、特異なにおい がある。 pH 4.5~6.0 浸透圧比 約1(生理食塩液に対する比) 効能又は効果 4. 慢性動脈閉塞症(バージャー病、閉塞性動脈硬化症)における四 肢潰瘍ならびに安静時疼痛の改善 〇 下記疾患における皮膚潰瘍の改善 〇 進行性全身性硬化症 全身性エリテマトーデス 糖尿病における皮膚潰瘍の改善 〇 振動病における末梢血行障害に伴う自覚症状の改善ならびに 完全なドキュメントを読む