国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
人血清アルブミン
CSLベーリング株式会社
Human serum albumin
注射剤
注射剤
血液中の水分が血管から漏れ出るのを防ぎ、浮腫(むくみ)・腹水を改善します。
血液中の水分を血管内に保持することで、循環血液量を調節します。
出血などによるショック状態を改善します。
通常、アルブミンの喪失およびアルブミン合成低下による低アルブミン血症、出血性ショックの治療に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2016 年 06 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:アルブミナー 25%静注 12.5G/50ML 主成分: 人血清アルブミン (Human serum albumin) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 血液中の水分が血管から漏れ出るのを防ぎ、浮腫(むくみ)・腹水を改善します。 血液中の水分を血管内に保持することで、循環血液量を調節します。 出血などによるショック状態を改善します。 通常、アルブミンの喪失およびアルブミン合成低下による低アルブミン血症、出血性ショックの治療に用 いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などアレルギー症状が出たことがある。以前にこの薬あるいはアル ブミン製剤の投与を受けた時、呼吸困難、血圧低下、蕁麻疹などの症状があらわれたことがある。ハプ トグロビン欠損症であると言われたことがある。心臓に障害がある。貧血がある。免疫力が落ちて感染 症にかかりやすい、長引く、くり返すなど、細菌やウイルスに対する抵抗力が落ちている。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) 完全なドキュメントを読む
−1− 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対しショックの既往歴のある患者 3.組成・性状 3.1 組成 成 分 1 バイアル中 の分量 備 考 50mL 有効 成分 人血清アルブミン 12.5g ヒト血液由来成分 採血国:米国、ドイツ 採血の区分 注) :非献血 添加剤 アセチルトリプトファン 246.3mg カプリル酸 144.2mg 水酸化ナトリウム 80mg 塩化ナトリウム 適量 希塩酸 適量 pH調節剤 ナトリウム含量(3.7mg/mL以下)と塩素含量の実測値は外箱及びラ ベルに表示してある。 注)「献血又は非献血の区別の考え方」参照 3.2 製剤の性状 性状 本剤は、ヒトのアルブミンを含む緑黄色から黄色ないし 黄褐色の澄明な液剤である。 pH 6.4〜7.4 浸透圧比 約0.9(生理食塩液に対する比) 4.効能又は効果 アルブミンの喪失(熱傷、ネフローゼ症候群など)及 びアルブミン合成低下(肝硬変症など)による低アル ブミン血症、出血性ショック 5.効能又は効果に関連する注意 5.1 血清アルブミン濃度が2.5〜3.0g/dLでは、末梢の浮 腫等の臨床症状を呈さない場合も多く、単なる血清 アルブミン濃度の維持を目的として使用しないこと 1) 。 5.2 肝硬変などの慢性の病態による低アルブミン血症 では、たとえアルブミンを投与しても、血管内に留 まらず、血管外に漏出するために血清アルブミン濃 度は期待したほどには上昇せず、かえってアルブミ ンの分解が促進されるので注意すること 1) 。 5.3「血液製剤の使用指針 1) 」を参考に、たん白質源と しての栄養補給等を目的とした本剤の不適切な使用 を避けること。 6.用法及び用量 通常成人 1 回20〜50mL(人血清アルブミンとして 5 〜 12.5g)を緩徐に静脈内注射又は点滴静 完全なドキュメントを読む