国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
アリピプラゾール
沢井製薬株式会社
Aripiprazole
微赤白色の錠剤、直径6.0mm、厚さ2.6mm
内服剤
脳内の神経伝達物質であるドパミンなどの受容体に作用し、幻覚・妄想などの症状を抑え、不安定な精神状態を安定させるとともに、やる気がしない、何も興味が持てないといったような状態を改善させます。また、抑えることのできない感情の高まりや行動などの症状を改善します。
通常、統合失調症の治療、双極性障害における躁症状の改善、うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)の治療、小児期(原則として6歳以上18歳未満)の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性の治療に用いられます。
英語の製品名 ARIPIPRAZOLE Tablets 1mg "SAWAI"; シート記載: アリピプラゾール1mg「サワイ」、Aripiprazole1mg[SAWAI]
くすりのしおり 内服剤 2022 年 06 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:アリピプラゾール錠 1MG「サワイ」 主成分: アリピプラゾール (Aripiprazole) 剤形: 微赤白色の錠剤、直径 6.0mm 、厚さ 2.6mm シート記載など: アリピプラゾール 1mg 「サワ イ」、 Aripiprazole1mg [ SAWAI ] この薬の作用と効果について 脳内の神経伝達物質であるドパミンなどの受容体に作用し、幻覚・妄想などの症状を抑え、不安定な精神 状態を安定させるとともに、やる気がしない、何も興味が持てないといったような状態を改善させま す。また、抑えることのできない感情の高まりや行動などの症状を改善します。 通常、統合失調症の治療、双極性障害における躁症状の改善、うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果 が認められない場合に限る)の治療、小児期(原則として 6 歳以上 18 歳未満)の自閉スペクトラム症に 伴う易刺激性の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。糖尿病またはその既往 歴、糖尿病の家族歴、肝機能障害、心・血管疾患、低血圧、てんかんなどの痙攣性疾患またはこれらの 既往歴、自殺企図の既往および自殺念慮、脳の器質的障害、衝動性が高い併存障害 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用 完全なドキュメントを読む
- 1 - 1. 警告 1.1 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡等の死亡に 至ることもある重大な副作用が発現するおそれがあるの で、本剤投与中は高血糖の徴候・症状に注意すること。特 に、糖尿病又はその既往歴もしくはその危険因子を有する 患者には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される 場合のみ投与することとし、投与にあたっては、血糖値の 測定等の観察を十分に行うこと。 [1.2、8.2、8.4、9.1.3、 11.1.6参照] 1.2 投与にあたっては、あらかじめ上記副作用が発現する場 合があることを、患者及びその家族に十分に説明し、口 渇、多飲、多尿、頻尿、多食、脱力感等の異常に注意し、 このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中断 し、医師の診察を受けるよう、指導すること。 [1.1、8.2、 8.4、9.1.3、11.1.6参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 昏睡状態の患者[昏睡状態を悪化させるおそれがある。] 2.2 バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制剤の強 い影響下にある患者[中枢神経抑制作用が増強されるおそれ がある。] 2.3 アドレナリンを投与中の患者(アドレナリンをアナフィラ キシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしく は伝達麻酔に使用する場合を除く) [10.1参照] 2.4 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 品 名 アリピプラ ゾール錠1mg 「サワイ」 アリピプラ ゾール錠3mg 「サワイ」 アリピプラ ゾール錠6mg 「サワイ」 アリピプラ ゾール錠12mg 「サワイ」 アリピプラ ゾール錠24mg 「サワイ」 有効成分 [1錠中] アリピプラゾール 1mg 3mg 6mg 12mg 24mg 添加剤 カルメロース、クロスポビドン、結晶セルロース 完全なドキュメントを読む