国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ルリオクトコグ アルファ
武田薬品工業株式会社
遺伝子組換え
白色の凍結乾燥した注射用剤
自己注射剤
血液凝固第8因子であり、出血傾向を抑えます。
通常、血液中の血液凝固第8因子が欠乏している人(血友病A)の出血傾向の抑制に用いられます。
英語の製品名 ADVATE Intravenous Kit 1500; シート記載:
くすりのしおり 自己注射剤 2019 年 12 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:アドベイト静注用キット 1500 主成分: ルリオクトコグ アルファ(遺伝子組換え) (Rurioctocog alfa (genetical recombination)) 剤形: 白色の凍結乾燥した注射用剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 血液凝固第 8 因子であり、出血傾向を抑えます。 通常、血液中の血液凝固第 8 因子が欠乏している人(血友病 A )の出血傾向の抑制に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、添付の溶解液で溶解し、 1 回体重 1kg 当たり 10 ~ 30 国際単位を静脈内に注射しますが、状態に より適宜増減されます。静脈内に 1 分間に 10mL を超えないスピードでゆっくりと注射します。(製 剤 1 本に対して 30 秒以上かけて注射してください。)必ず指示された使用方法に従ってください。 ・一度溶かした薬は室温にて 3 時間以内に使用してください。 3 時間以内に使用しない場合は、廃棄して ください。 完全なドキュメントを読む
- 1 - 3. 組成・性状 3.1 組成 1バイアル中 成分名 アドベイ ト静注用 キ ッ ト 250 アドベイ ト静注用 キ ッ ト 500 アドベイ ト静注用 キ ッ ト 1000 アドベイ ト静注用 キ ッ ト 1500 アドベイ ト静注用 キ ッ ト 2000 アドベイ ト静注用 キ ッ ト 3000 有 効 成 分 (国際単位) ルリオクトコグ アル ファ(遺伝子組換え) 250 500 1000 1500 2000 3000 添加剤 D-マンニトール 160mg トレハロース水和物 40mg L-ヒスチジン 7.76mg トロメタモール 6.06mg 塩化カルシウム水和物 1.2mg ポリソルベート80 0.5mg グルタチオン 0.4mg 溶解液:日局 注射用水 5mL 本剤はチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞株を用いて製造される。また、精製工 程のアフィニティークロマトグラフィーで、マウスモノクローナル抗体を使用している。 3.2 製剤の性状 アドベイト 静注用キッ ト250 アドベイト 静注用キッ ト500 アドベイト 静注用キッ ト1000 アドベイト 静注用キッ ト1500 アドベイト 静注用キッ ト2000 アドベイト 静注用キッ ト3000 性状 本剤は白色の粉末又は塊で、溶解液で溶解したとき、無 色澄明な液である。 pH 6.7~7.3 浸透圧比 1.2~1.6 (生理食塩液に対する比) 4. 効能又は効果 血液凝固第Ⅷ因子欠乏患者に対し、血漿中の血液凝固第Ⅷ因子 を補い、その出血傾向を抑制する。 6. 用法及び用量 本剤を添付の溶解液5mLで溶解し、緩徐に静脈内注射又は点滴 注入する。なお、10mL/分を超えない速度で注入すること。用 量は、通常、1回体重1kg当たり10~30国際単位を投与するが、 症状に応じて適宜増減する。 7. 用法及び用量に関連する注意 輸注速度が速すぎるとチアノーゼ、動悸を起こすことがあるので、 1分間に10mLを超えない速度で緩徐に静脈内に注射するこ 完全なドキュメントを読む