国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
タダラフィル
日本新薬株式会社
Tadalafil
赤褐色の錠剤、長径約12.3mm、短径約7.6mm、厚さ約5.0mm
内服剤
肺血管平滑筋のcGMP分解酵素であるPDE5(ホスホジエステラーゼ5)を阻害して、血管を弛緩させることにより肺動脈圧と肺血管抵抗を低下させます。
通常、肺動脈性肺高血圧症の治療に用いられます。
英語の製品名 Adcirca Tablets 20mg; シート記載: アドシルカ、4467、20、ニトログリセリンなどの硝酸剤と本剤は併用できません。
くすりのしおり 内服剤 2009 年 12 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:アドシルカ錠 20MG 主成分: タダラフィル (Tadalafil) 剤形: 赤褐色の錠剤、長径約 12.3mm 、短径約 7.6mm 、厚さ約 5.0mm シート記載など: アドシルカ、 4467 、 20 、ニトログリセリンなどの硝酸剤と本剤 は併用できません。 この薬の作用と効果について 肺血管平滑筋の cGMP 分解酵素である PDE5 (ホスホジエステラーゼ 5 )を阻害して、血管を弛緩させ ることにより肺動脈圧と肺血管抵抗を低下させます。 通常、肺動脈性肺高血圧症の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビドなどの硝酸剤などで治療中 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、肝障害、最近 6 ヵ月以内の脳梗塞・脳出血の既往、不整脈、低血圧、高血圧、網膜色素変性症がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて 他に使用中の医薬品に注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 回 2 錠(主成分として 40mg )を 1 日 1 回服用します。必ず指示された服用方法に従っ てください。 ・飲み忘れた場合は、 完全なドキュメントを読む
1 1. 警告 本剤と硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログ リセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコラン ジル等)との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧 を下降させることがあるので、本剤投与の前に、硝酸剤 又は一酸化窒素(NO)供与剤が投与されていないこと を十分確認し、本剤投与中及び投与後においても硝酸剤 又は一酸化窒素(NO)供与剤が投与されないよう十分 注意すること。[2.2、10.1参照] ただし、肺動脈性肺高血圧症の治療において一酸化窒素 吸入療法と本剤の併用が治療上必要と判断される場合 は、緊急時に十分対応できる医療施設において、肺動脈 性肺高血圧症の治療に十分な知識と経験を持つ医師のも とで、慎重に投与すること。 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセ リン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル 等)を投与中の患者[1.、10.1参照] 2.3 可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤(リオシ グアト)を投与中の患者[10.1参照] 2.4 重度の腎障害のある患者[9.2.1参照] 2.5 重度の肝障害のある患者[9.3.1参照] 2.6 チトクロームP450 3A4(CYP3A4)を強く阻害する 薬剤(イトラコナゾール、リトナビル含有製剤、アタザ ナビル、インジナビル、ネルフィナビル、サキナビル、 ダルナビル含有製剤、クラリスロマイシン、テラプレビ ル、コビシスタット含有製剤、エンシトレルビル)を投 与中の患者[10.1参照] 2.7 CYP3A4を強く誘導する薬剤(リファンピシン、フェ ニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタール)を長 期的に投与中の患者[10 完全なドキュメントを読む