アトロピン硫酸塩注0.5mg「タナベ」

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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製品の特徴 製品の特徴 (SPC)
04-10-2023

有効成分:

アトロピン硫酸塩水和物

から入手可能:

ニプロESファーマ株式会社

INN(国際名):

Atropine sulfate hydrate

医薬品形態:

注射剤

投与経路:

注射剤

適応症:

胃腸管の緊張を低下させ、運動を抑制します。また、心筋に働き心拍数を増加させます。さらに唾液、気管支粘膜、胃液、膵液などの分泌を抑制します。
通常、胃・十二指腸潰瘍における分泌ならびに運動亢進、胃腸の痙攣性疼痛、痙攣性便秘、胆管・尿管の疝痛、有機燐系殺虫剤・副交感神経興奮剤の中毒、迷走神経性徐脈および迷走神経性房室伝導障害、その他の徐脈および房室伝導障害、麻酔前投薬、ECT(電気けいれん療法)の前投与に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 ATROPINE SULFATE Injection 0.5mg "TANABE"; シート記載:

情報リーフレット

                                くすりのしおり
注射剤
2020
年
02
月作成
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:アトロピン硫酸塩注 0.5MG「タナベ」
主成分:
アトロピン硫酸塩水和物
(Atropine sulfate hydrate)
剤形:
注射剤
シート記載など:
この薬の作用と効果について
胃腸管の緊張を低下させ、運動を抑制します。また、心筋に働き心拍数を増加させます。さらに唾液、気
管支粘膜、胃液、膵液などの分泌を抑制します。
通常、胃・十二指腸潰瘍における分泌ならびに運動亢進、胃腸の痙攣性疼痛、痙攣性便秘、胆管・尿管の
疝痛、有機燐系殺虫剤・副交感神経興奮剤の中毒、迷走神経性徐脈および迷走神経性房室伝導障害、その
他の徐脈および房室伝導障害、麻酔前投薬、
ECT
(電気けいれん療法)の前投与に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、前立腺肥大によ
る排尿障害、麻痺性イレウスがある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は((                           :
医療担当者記入
))
・通常、成人は皮下、筋肉内または静脈内に注射します。有機燐系殺虫剤中毒の場合には、軽症
                                
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製品の特徴

                                2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧
が上昇し、症状を悪化させることがある。]
2.2 前立腺肥大による排尿障害のある患者[抗コリン
作用による膀胱平滑筋の弛緩、膀胱括約筋の緊張
により、排尿困難を悪化させるおそれがある。]
2.3 麻痺性イレウスの患者[抗コリン作用により消化
管運動を抑制し、症状を悪化させるおそれがある。]
2.4 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
3. 組成・性状
3.1 組成
有効成分
1管(1mL)中
日局 アトロピン硫酸塩水和物
0.5mg
添加剤
塩化ナトリウム 9mg
3.2 製剤の性状
製剤の外観
無色澄明の液
pH
4.0〜6.0
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
約1
4. 効能又は効果
胃・十二指腸潰瘍における分泌並びに運動亢進、胃
腸の痙攣性疼痛、痙攣性便秘、胆管・尿管の疝痛、
有機燐系殺虫剤・副交感神経興奮剤の中毒、迷走神
経性徐脈及び迷走神経性房室伝導障害、その他の徐
脈及び房室伝導障害、麻酔前投薬、ECTの前投与
6. 用法及び用量
〈胃・十二指腸潰瘍における分泌並びに運動亢進、胃腸
の痙攣性疼痛、痙攣性便秘、胆管・尿管の疝痛、副
交感神経興奮剤の中毒、迷走神経性徐脈及び迷走神
経性房室伝導障害、その他の徐脈及び房室伝導障害、
麻酔前投薬〉
アトロピン硫酸塩水和物として、通常成人0.5mgを皮
下又は筋肉内に注射する。場合により静脈内に注射
することもできる。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
〈有機燐系殺虫剤中毒〉
症状により次のように用いる。
軽 症:アトロピン硫酸塩水和物として、0.5〜1mg
を皮下注射するか、又は0.5〜1mgを経口投与する。
中等症:アトロピン硫酸塩水和物として、1〜2mg
                                
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