国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
アトモキセチン塩酸塩
日本ジェネリック株式会社
Atomoxetine hydrochloride
無色澄明の液剤
内服剤
脳内の神経細胞の間で情報を伝える神経伝達物質を調節し、不注意や多動・衝動的で落ち着きがないなどの症状を改善します。
通常、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)の治療に用いられます。
英語の製品名 Atomoxetine Oral Solution 0.4% "JG"; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2019 年 12 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:アトモキセチン内用液 0.4%「JG」 主成分: アトモキセチン塩酸塩 (Atomoxetine hydrochloride) 剤形: 無色澄明の液剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 脳内の神経細胞の間で情報を伝える神経伝達物質を調節し、不注意や多動・衝動的で落ち着きがないなど の症状を改善します。 通常、注意欠陥 / 多動性障害( AD/HD )の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心血管の障害、褐色細胞 腫または既往歴、閉塞隅角緑内障がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・ 18 歳未満の場合 :通常、 1 日体重当たり 0.125mL/kg (アトモキセチンとして 0.5mg/kg )の服用か ら開始し、その後 1 日 0.2mL/kg ( 0.8mg/kg )とし、さらに 1 日 0.3mL/kg ( 1.2mg/kg )まで増量 された後、維持量として 1 日 0.3 ~ 0.45mL/kg ( 1.2 ~ 1.8mg/kg )を服用します。増量される場合は 1 週間以上の間隔をあけ、いずれの場合も 1 日 2 回に分けて服用します。症状に 完全なドキュメントを読む
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 MAO 阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸 塩、サフィナミドメシル酸塩)を投与中あるいは投与中止後 2週間以内の患者[10.1 参照] 2.3 重篤な心血管障害のある患者[血圧又は心拍数を上昇さ せ、症状を悪化させるおそれがある。][8.7、 8.8、 15.1.3 参 照] ** 2.4 褐色細胞腫又はパラガングリオーマ若しくはその既往歴 のある患者[急激な血圧上昇及び心拍数増加の報告がある。] 2.5 閉塞隅角緑内障の患者[散瞳があらわれることがある。] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 有効成分 (1mL 中) 添加剤 アトモキセチン 内 用 液 0.4 % 「JG」 アトモキセチン塩 酸塩 4.6mg (アトモキセチンと して 4mg) プロピレングリコール、リン酸二水 素ナトリウム、D-ソルビトール液、 キシリトール、スクラロース、安息 香酸ナトリウム、バニリン、エチル バニリン、香料、pH 調整剤(リン 酸、水酸化ナトリウム) 3.2 製剤の性状 販売名 性状 アトモキセチン 内 用 液 0.4 % 「JG」 無色澄明の液 4. 効能又は効果 注意欠陥/多動性障害(AD/HD) 5. 効能又は効果に関連する注意 5.1 6 歳未満の患者における有効性及び安全性は確立していない。 [9.7、 17.1.1-17.1.3 参照] 5.2 AD/HD の診断は、米国精神医学会の精神疾患の診断・統計 マニュアル(DSM 注) )等の標準的で確立した診断基準に基づき 慎重に実施し、基準を満たす場合にのみ投与すること。 注) Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders 6. 用法及び用量 〈18 歳未満の患者〉 通常、18 歳未満の患者には、アトモキセチンとして 1 日 0.5mg/kg(0.125mL/kg)より開始し、その後 1 日 完全なドキュメントを読む