アクテムラ点滴静注用200mg

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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製品の特徴 製品の特徴 (SPC)
27-09-2023

有効成分:

トシリズマブ

から入手可能:

中外製薬株式会社

INN(国際名):

遺伝子組換え

医薬品形態:

注射剤

投与経路:

注射剤

適応症:

インターロイキン6(IL-6)の働きを抑えることにより、関節リウマチや多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎、全身型若年性特発性関節炎に伴う関節の痛みやはれおよび全身症状を改善し、関節リウマチにおける関節破壊の進行を防ぎます。また、成人スチル病に伴う発熱、関節の痛みやはれ、皮疹などの症状、キャッスルマン病に伴うだるさなどの症状や、CRP上昇、貧血などの検査値異常、サイトカイン放出症候群に伴う発熱やだるさなどの症状を改善します。また、SARS-CoV-2による肺炎の症状を改善します。
通常、関節リウマチ、多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎、全身型若年性特発性関節炎、成人スチル病、キャッスルマン病、悪性腫瘍治療に伴うサイトカイン放出症候群、SARS-CoV-2による肺炎(ただし、酸素投与を要する患者に限る)の治療に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 ACTEMRA for Intravenous Infusion 200mg; シート記載:

情報リーフレット

                                くすりのしおり
注射剤
2023
年
09
月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:アクテムラ点滴静注用 200MG
主成分:
トシリズマブ(遺伝子組換え)
(Tocilizumab(genetical
recombination))
剤形:
注射剤
シート記載など:
この薬の作用と効果について
インターロイキン
6
(
IL-6
)の働きを抑えることにより、関節リウマチや多関節に活動性を有する若年性
特発性関節炎、全身型若年性特発性関節炎に伴う関節の痛みやはれおよび全身症状を改善し、関節リウマ
チにおける関節破壊の進行を防ぎます。また、成人スチル病に伴う発熱、関節の痛みやはれ、皮疹などの
症状、キャッスルマン病に伴うだるさなどの症状や、
CRP
上昇、貧血などの検査値異常、サイトカイン
放出症候群に伴う発熱やだるさなどの症状を改善します。また、
SARS-CoV-2
による肺炎の症状を改善
します。
通常、関節リウマチ、多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎、全身型若年性特発性関節炎、成人ス
チル病、キャッスルマン病、悪性腫瘍治療に伴うサイトカイン放出症候群、
SARS-CoV-2
による肺炎
(ただし、酸素投与を要する患者に限る)の治療に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。細菌やウイルスなどによ
る感染症にかかっている。
B
型肝炎ウイルスキャリア、または以前
B
型肝炎ウイルスに感染したこと
がある。結
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

製品の特徴

                                ( 1 )
1. 警告
〈効能共通〉
1.1 感染症
本剤投与により、敗血症、肺炎等の重篤な感染症があらわれ、
致命的な経過をたどることがある。本剤はIL-6の作用を抑制し
治療効果を得る薬剤である。IL-6は急性期反応(発熱、CRP増
加等)を誘引するサイトカインであり、本剤投与によりこれら
の反応は抑制されるため、感染症に伴う症状が抑制される。そ
のため感染症の発見が遅れ、重篤化することがあるので、本剤
投与中は患者の状態を十分に観察し問診を行うこと。症状が軽
微であり急性期反応が認められないときでも、白血球数、好中
球数の変動に注意し、感染症が疑われる場合には、胸部X線、
CT等の検査を実施し、適切な処置を行うこと。[2.3、8.4、
8.10、9.1.1、11.1.2参照]
1.2
治療開始に際しては、重篤な感染症等の副作用があらわれる
ことがあること及び本剤が疾病を完治させる薬剤でないことも
含めて患者に十分説明し、理解したことを確認した上で、治療
上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ本剤を投
与すること。
1.3
本剤についての十分な知識と適応疾患の治療の知識・経験を
もつ医師が使用すること。
〈関節リウマチ及び多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎〉
1.4
本剤の治療を行う前に、少なくとも1剤の抗リウマチ薬の使
用を十分勘案すること。[5.1参照]
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
〈効能共通〉
2.1
活動性結核の患者[症状を悪化させるおそれがある。][8.5、
9.1.3、11.1.2参照]
2.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
〈SARS-COV-2による肺炎を除く効能〉
2.3
重篤な感染症を合併している患者[感染症が悪化するおそれ
がある。][1.1、8.4、8.10、9
                                
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