アクチバシン注1200万[虚血性脳血管障害急性期]

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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製品の特徴 製品の特徴 (SPC)
01-10-2020

有効成分:

アルテプラーゼ

から入手可能:

協和キリン株式会社

INN(国際名):

遺伝子組換え

医薬品形態:

注射剤

投与経路:

注射剤

適応症:

血管の中にできた血栓(血の塊)に特異的に吸着し、血栓を溶かす作用があります。
通常、虚血性脳血管障害急性期に伴う機能障害(脳の血管に血栓ができることにより、血液の流れが悪くなっておこる手足のまひやしびれなどの動作の障害)の改善(発症後4.5時間以内)に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 ACTIVACIN for Injection 12 million [acute phase of ischemic cerebrovascular disorder]; シート記載:

情報リーフレット

                                くすりのしおり
注射剤
2020
年
10
月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:アクチバシン注 1200
万[虚血性脳血管障害急性期]
主成分:
アルテプラーゼ(遺伝子組換え)
(Alteplase(genetical
recombination))
剤形:
注射剤
シート記載など:
この薬の作用と効果について
血管の中にできた血栓(血の塊)に特異的に吸着し、血栓を溶かす作用があります。
通常、虚血性脳血管障害急性期に伴う機能障害(脳の血管に血栓ができることにより、血液の流れが悪く
なっておこる手足のまひやしびれなどの動作の障害)の改善(発症後
4.5
時間以内)に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している(頭蓋内出
血、消化管出血、尿路出血、後腹膜出血、喀血)、くも膜下出血の疑いがある、脳出血を起こすおそれ
がある(血圧が高い、血糖値が高い、頭蓋内出血を起こしたことがある、頭蓋内腫瘍・動静脈奇形・動
脈瘤などの出血しやすい素因がある、
3
ヵ月以内に脳梗塞を起こしたことがある、
3
ヵ月以内に頭蓋内
あるいは脊髄の手術または傷害を受けた)、出血するおそれがある(
21
日以内に消化管出血または尿
路出血を起こしたことがある、
14
日以内に大きな手術をした、血液が固まりにくい)、肝障害、急性
すい炎、血糖値が低い、虚血性脳血管障害の症状があらわれたときに、痙攣発
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

製品の特徴

                                -1-
1. 警告
〈効能共通〉
1.1
本剤の投与により脳出血による死亡例が認められて
いるため、「2.禁忌」及び「8.重要な基本的注意」等に十
分留意し、適応患者の選択を慎重に行った上で、本剤
投与による頭蓋内出血等の出血性有害事象の発現に十
分注意して経過観察を行うこと。
〈虚血性脳血管障害急性期に伴う機能障害の改善(発症後4.5
時間以内)〉
1.2
重篤な頭蓋内出血を起こす危険性が高いので、以下
の基準を満たす状況下に使用すること。[8.4参照]
・随時コンピューター断層撮影(CT)や核磁気共鳴画像
(MRI)の撮影が可能な医療施設のSCU、ICUあるい
はそれに準ずる体制の整った施設。
・頭蓋内出血が認められた場合等の緊急時に、十分な
措置が可能な設備及び体制の整った医療施設。
・虚血性脳血管障害の診断と治療、CT等画像診断に十
分な経験を持つ医師のもとで使用すること。
1.3
胸部大動脈解離の悪化あるいは胸部大動脈瘤破裂を
起こし死亡に至った症例が報告されているため、胸痛
又は背部痛を伴う、あるいは胸部X線にて縦隔の拡大所
見が得られるなど、胸部大動脈解離あるいは胸部大動
脈瘤を合併している可能性がある患者では、適応を十
分に検討すること。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
〈効能共通〉
2.1
デフィブロチドナトリウムを投与中の患者[10.1参照]
2.2
出血している患者(頭蓋内出血、消化管出血、尿路出
血、後腹膜出血、喀血)[出血を助長するおそれがある。]
2.3 重篤な肝障害のある患者[9.3.1参照]
2.4
急性膵炎の患者[急性膵炎が悪化したり、出血するお
それがある。]
2.5 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
〈虚血性脳血管障害急性期
                                
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