国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
アガルシダーゼ ベータ
住友ファーマ株式会社
遺伝子組換え
注射剤
注射剤
α-ガラクトシダーゼを補充する薬です。
通常、ファブリー病の治療に用いられます。
英語の製品名 Agalsidase Beta BS I.V. Infusion 5mg [JCR]; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2022 年 10 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:アガルシダーゼ ベータ BS 点滴静注 5MG「JCR」 主成分: アガルシダーゼ ベータ(遺伝子組換え) [ アガルシダーゼ ベータ後続 1](Agalsidase beta (genetical recombination) [agalsidase beta biosimilar 1]) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について α- ガラクトシダーゼを補充する薬です。 通常、ファブリー病の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、 2 週間に 1 回、点滴で静脈内へ注射します。 ・症状を見ながら使用期間を決めていきます。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として寒気、発熱、咳などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師ま たは薬剤師に相談してください。 まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使用を 完全なドキュメントを読む
1. 警告 本剤投与により重篤なアナフィラキシーが発現する 可能性があるので、本剤は、緊急時に十分な対応 のできる準備をした上で投与を開始し、投与終了 後も十分な観察を行うこと。また、重篤なINFUSION REACTIONが発現した場合には、本剤の投与を中止し、 適切な処置を行うこと。[8.1参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分又はα-ガラクトシダーゼ製剤に対するアナ フィラキシーショックの既往歴のある患者[8.1参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 アガルシダーゼ ベータBS 点滴静注5mg「JCR」 アガルシダーゼ ベータBS 点滴静注35mg「JCR」 有 効 成 分 ︵ 1 バ イ ア ル 中 ︶ アガルシダーゼ ベータ(遺伝子 組換え)[アガル シダーゼ ベータ 後続1] 注) 5.0 mg 35.0 mg 添 加 剤 ︵ 1 バ イ ア ル 中 ︶ 緩 衝 剤 リン酸二水 素ナトリウ ム水和物 2.808 mg 19.656 mg リン酸水素 ナトリウム 水和物 0.716 mg 5.012 mg 安 定 剤 ポ リ ソ ル ベート80 0.2 mg 1.4 mg 容量 1mL 7mL 注) チャイニーズハムスター卵巣細胞により産生される。 3.2 製剤の性状 販売名 アガルシダーゼ ベータBS 点滴静注5mg「JCR」 アガルシダーゼ ベータBS 点滴静注35mg「JCR」 色・性状 無色澄明又はわずかに混濁した液 pH 5.5 〜 6.1 浸透圧比 (生理食塩液に対する比) 0.9 〜 1.1 4. 効能又は効果 ファブリー病 5. 効能又は効果に関連する注意 5.1 本剤はファブリー病と確定診断された患者にのみ使用する こと。 5.2 国内における第2相試験及び海外における第3相臨床試験 では組織中のGL-3除去効果を確認した。しかし臨床症状 の改善効果については確立されていない。 6. 用法及び用量 通常、アガルシダーゼ ベータ(遺伝子組換え)[アガルシダー ゼ ベー 完全なドキュメントを読む