Land: Japan
Sprog: japansk
Kilde: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
アセチルシステイン
エーザイ株式会社
Acetylcysteine
無色透明な液剤
外用剤
痰の成分ムコ蛋白を分解することにより、痰の粘度を低下させて排出しやすくします。
通常、慢性気管支炎や肺気腫など痰を伴う呼吸器疾患の治療や、呼吸器系検査や気管切開術などの前後処置として用いられます。
英語の製品名 Mucofilin 20% INHALANT SOLUTION; シート記載: 吸入液 2mL ムコフィリン吸入液20%
くすりのしおり 外用剤 2013 年 11 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ムコフィリン吸入液 20% 主成分 : アセチルシステイン (Acetylcysteine) 剤形 : 無色透明な液剤 シート記載など : 吸入液 2mL ムコフィリン吸入液 20% この薬の作用と効果について 痰の成分ムコ蛋白を分解することにより、痰の粘度を低下させて排出しやすくします。 通常、慢性気管支炎や肺気腫など痰を伴う呼吸器疾患の治療や、呼吸器系検査や気管切開術などの前後処 置として用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。気管支喘息、呼吸機能障 害がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 回 1/2 ~ 2 包(アセチルシステインナトリウム塩 20w/v% 液として 1 ~ 4mL )を単独または他 の薬剤を混じて気管内に直接注入、噴霧吸入しますが、年齢・症状により使用量や使用回数が適宜増減 されます。必ず指示された使用方法に従ってください。 ・この薬は点眼剤として使用しないでください。 ・使い忘れた場合、気がついた時 Læs hele dokumentet
−1− 3.組成・性状 3.1 組成 販売名 有効成分 添加剤 ムコフィリン 吸入液20% 1 包( 2 mL)中 アセチルシステイン352.4mg (アセチルシステインナト リウム塩として20w/v%) エタノール、エデト酸ナ トリウム水和物、炭酸水 素ナトリウム、パラオキ シ安息香酸プロピル、パ ラオキシ安息香酸メチル 3.2 製剤の性状 販売名 性状 pH ムコフィリン 吸入液20% 無色澄明な液体でわずかに特異な臭いが ある。 7.0〜8.0 4.効能又は効果 下記疾患の去痰 慢性気管支炎、肺気腫、肺化膿症、肺炎、気管支拡張症、 肺結核、囊胞性線維症、気管支喘息、上気道炎(咽頭炎、 喉頭炎)、術後肺合併症 下記における前後処置 気管支造影、気管支鏡検査、肺癌細胞診、気管切開術 6.用法及び用量 通常、 1 回1/2包〜 2 包(アセチルシステインナトリウム塩 20w/v%液として 1 〜 4 mL)を単独又は他の薬剤を混じて 気管内に直接注入するか、噴霧吸入する。 なお、年齢、症状により投与量、投与回数を適宜増減する。 8.重要な基本的注意 液化された気管支分泌物が増量することがあるので、観察を 十分に行い、自然の喀出が困難な場合には機械的吸引又は体 位変換など適切な処置を行うこと。 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.1 気管支喘息、呼吸機能不全を伴う患者 [11.1.2 参照] 9.6 授乳婦 治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継 続又は中止を検討すること。 9.7 小児等 小児等を対象とした臨床試験は実施していない。 9.8 高齢者 患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に生 理機能が低下している。 11.副作用 次の副作用があらわれることがある Læs hele dokumentet