Nchi: Japani
Lugha: Kijapani
Chanzo: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
チミペロン
田辺三菱製薬株式会社
Timiperone
注射剤
注射剤
神経伝達物質であるドパミンの受容体を遮断する作用があります。
考えがまとまりにくいなどの心の不調をととのえ、気分を安定させます。
通常、統合失調症、躁病の治療に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2020 年 03 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:トロペロン注 4MG 主成分: チミペロン (Timiperone) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 神経伝達物質であるドパミンの受容体を遮断する作用があります。 考えがまとまりにくいなどの心の不調をととのえ、気分を安定させます。 通常、統合失調症、躁病の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。昏睡状態にある、心不 全、パーキンソン病、レビー小体型認知症、心・血管疾患、低血圧、てんかんなどの痙れん性疾患、肝 障害、甲状腺機能亢進状態、脱水・栄養不良状態などを伴う身体的疲弊、遺伝性果糖不耐症がある。 ・妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 日 1 回もしくは 2 回筋肉内または静脈内に注射します。 ・効果をみながら使用期間を決めていきます。 生活上の注意 ・眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがありますので、注射 Soma hati kamili
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2. 1 昏睡状態の患者[ 症状が悪化するおそれがある。] 2. 2 バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制薬の強い影響 下にある患者[ 中枢神経抑制作用が増強される。] 2. 3 重症の心不全患者[ 一過性の血圧低下、頻脈等があら われるおそれがある。] 2. 4 パーキンソン病又はレビー小体型認知症のある患者 [ 錐体外路症状が悪化するおそれがある。] 2. 5 本剤の成分又はブチロフェノン系化合物に対し過敏症 の既往歴のある患者 2. 6 アドレナリンを投与中の患者(アドレナリンをアナフィ ラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もし くは伝達麻酔に使用する場合を除く)[10.1参照] 2. 7 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] 3. 組成・性状 3. 1 組成 販売名 有効成分 添加剤 トロペロン 注4mg 1アンプル(2mL)中 チミペロン4mg(0.2 w / v %) 1アンプル(2mL)中 D-ソルビトール106mg、 乳酸2.4mg 3. 2 製剤の性状 販売名 性状 pH 浸透圧比 (生理食塩液対比) トロペロン 注4mg 無色澄明の液 3.0~4.0 約1 4. 効能又は効果 〇統合失調症 〇躁病 6. 用法及び用量 急性期症状において緊急を要する場合および経口投与が困難 な場合に用いる。 チミペロンとして、通常成人1回4mgを1日1回もしくは2回、筋 肉内または静脈内注射する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 8. 重要な基本的注意 8. 1 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こるこ とがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を 伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。 8. 2 制吐作用を有するため、他の薬剤に基づく中毒、腸閉塞、脳 腫瘍等の嘔吐症状を不顕性化するこ Soma hati kamili