Nchi: Japani
Lugha: Kijapani
Chanzo: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ビンブラスチン硫酸塩
日本化薬株式会社
Vinblastine sulfate
注射剤
注射剤
がん細胞が増えるのを抑え、腫瘍を小さくする作用を示します。
通常、悪性リンパ腫、絨毛性疾患(絨毛がん、破壊胞状奇胎、胞状奇胎)、再発または難治性の胚細胞腫瘍(精巣腫瘍、卵巣腫瘍、性腺外腫瘍)、ランゲルハンス細胞組織球症、尿路上皮癌の治療に用いられます。他の抗がん剤と組み合わせて使用されることがあります。
英語の製品名 Exal for Injection 10mg; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2023 年 07 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:エクザール注射用 10MG 主成分: ビンブラスチン硫酸塩 (Vinblastine sulfate) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について がん細胞が増えるのを抑え、腫瘍を小さくする作用を示します。 通常、悪性リンパ腫、絨毛性疾患(絨毛がん、破壊胞状奇胎、胞状奇胎)、再発または難治性の胚細胞腫 瘍(精巣腫瘍、卵巣腫瘍、性腺外腫瘍)、ランゲルハンス細胞組織球症、尿路上皮癌の治療に用いられま す。他の抗がん剤と組み合わせて使用されることがあります。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄抑制がある。感染症 にかかっている。神経・筋疾患の既往歴がある。心疾患がある。水痘(水ぼうそう)にかかっている。 腎機能障害、肝機能障害がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・悪性リンパ腫、絨毛性疾患(絨毛がん、破壊胞状奇胎、胞状奇胎):通常、週 1 回静脈内に注射しま す。 再発または難治性の胚細胞腫瘍( Soma hati kamili
1. 警告 本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療 施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医 師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ 実施すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家 族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与 すること。 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者 2.2 髄腔内には投与しないこと[14.2.2 参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 エクザール注射用 10mg 有効成分 1 バイアル中 ビンブラスチン硫酸塩 10mg 3.2 製剤の性状 販売名 エクザール注射用 10mg 性状 白色~微黄色の凍結乾燥製剤 pH 3.5~5.0 浸透圧比 (生理食塩液に対する比) 約 1 (本剤 1 バイアルを生理食塩液 10mL に溶解時) 4. 効能又は効果 ○ビンブラスチン硫酸塩通常療法 下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解 悪性リンパ腫、絨毛性疾患(絨毛癌、破壊胞状奇胎、胞状奇 胎)、再発又は難治性の胚細胞腫瘍(精巣腫瘍、卵巣腫瘍、 性腺外腫瘍)、ランゲルハンス細胞組織球症 ○M-VAC 療法 尿路上皮癌 6. 用法及び用量 〈ビンブラスチン硫酸塩通常療法〉 (1)悪性リンパ腫、絨毛性疾患に対しては、白血球数を指標と し、ビンブラスチン硫酸塩として、初め成人週 1 回 0.1mg/kg を静脈内に注射する。 次いで 0.05mg/kg ずつ増量して、週 1 回 0.3mg/kg を静脈内 に注射する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 (2)再発又は難治性の胚細胞腫瘍に対しては、確立された標準 的な他の抗悪性腫瘍剤との併用療法を行い、ビンブラスチン硫 酸塩として、1 日量 0.11mg/kg を 1 日 1 回 2 日間静脈内に注 射し、19~26 Soma hati kamili