Land: Japan
Språk: japansk
Kilde: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
デスモプレシン酢酸塩水和物スプレー
フェリング・ファーマ株式会社
Desmopressin acetate hydrate
点鼻用スプレー剤
外用剤
脳の下垂体から分泌されて、尿量を調節する抗利尿ホルモン「バソプレシン」と同じような働きを持ちます。腎の尿細管における水の再吸収を促して尿を濃縮し、バソプレシン不足により大量の尿が出るのを防ぐ点鼻用スプレー剤です。
通常、中枢性尿崩症の治療に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載: (ラベルの記載)デスモプレシン点鼻スプレー2.5μg「フェリング」
くすりのしおり 外用剤 2021 年 12 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:デスモプレシン点鼻スプレー 2.5ΜG「フェリング」 主成分: デスモプレシン酢酸塩水和物スプレー (Desmopressin acetate hydrate) 剤形: 点鼻用スプレー剤 シート記載など: (ラベルの記載)デスモプレシン点鼻スプレー 2.5μg 「フェリン グ」 この薬の作用と効果について 脳の下垂体から分泌されて、尿量を調節する抗利尿ホルモン「バソプレシン」と同じような働きを持ちま す。腎の尿細管における水の再吸収を促して尿を濃縮し、バソプレシン不足により大量の尿が出るのを防 ぐ点鼻用スプレー剤です。 通常、中枢性尿崩症の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。高血圧、冠動脈血栓症、 狭心症、下垂体前葉不全、鼻疾患(以前かかった人を含む)がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、小児は 1 回 1 ~ 2 噴霧(主成分として 2.5 ~ 5μg )を、成人は 1 回 2 ~ 4 噴霧( 5 ~ 10μg )を 1 日 1 ~ 2 回鼻腔内にスプレー Les hele dokumentet
- 1 - 3. 組成・性状 3.1 組成 本剤は、1瓶5mL中に次の成分を含有する。 販売名 デスモプレシン点鼻スプレー2.5µg「フェリング」 有効成分 デスモプレシン酢酸塩水和物125µg 添加剤 塩化ナトリウム、クロロブタノール、pH調整剤 3.2 製剤の性状 販売名 デスモプレシン点鼻スプレー2.5µg「フェリング」 外観 無色澄明の液 規格pH域 3.5~5.0 4. 効能又は効果 中枢性尿崩症 5. 効能又は効果に関連する注意 多飲・多尿・低比重尿を示す疾患として中枢性尿崩症(バ ソプレシン感受性尿崩症)・心因性多飲症・腎性尿崩症・ 高カルシウム血症に基づく多尿症がある。これら各種疾患 に基づく多尿を鑑別し、バソプレシン欠乏による尿崩症の みに使用すること。 6. 用法及び用量 小児:通常デスモプレシン酢酸塩水和物として1回2.5µg ~5µg〔1~2噴霧〕を1日1~2回鼻腔内に投与する。 成人:通常デスモプレシン酢酸塩水和物として1回5µg~ 10µg〔2~4噴霧〕を1日1~2回鼻腔内に投与する。 投与量は患者の飲水量、尿量、尿比重、尿浸透圧により適 宜増減する。 8. 重要な基本的注意 8.1 渇中枢異常を伴う症候性尿崩症の患者では水出納のバラ ンスがくずれやすいので、本剤投与中は血清ナトリウム値 に十分注意すること。 8.2 本剤投与中に水中毒症状を来すことがあるので、以下の 点に注意すること。[11.1.1参照] ・過度の飲水を避け、点滴・輸液による水分摂取にも注意 すること。 ・適正な飲水量、適正な用法の習得並びに維持量を決定す るまで、入院するなど必要な処置をとることが望ましい。 ・本剤投与中は患者の状態を観察し、水中毒を示唆する症状 (倦怠感、頭痛、悪心・嘔吐等)の発現に十分注意すること。 8.3 Les hele dokumentet