Land: Japan
Språk: japansk
Kilde: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ビノレルビン酒石酸塩
日本化薬株式会社
Vinorelbine ditartrate
注射剤
注射剤
細胞分裂に重要な微小管の働きを止めることにより、抗腫瘍効果を示します。
通常、非小細胞肺癌、手術不能または再発乳癌の治療に用いられます。
英語の製品名 Rozeus Injection 10mg; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2023 年 11 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ロゼウス静注液 10MG 主成分 : ビノレルビン酒石酸塩 (Vinorelbine ditartrate) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 細胞分裂に重要な微小管の働きを止めることにより、抗腫瘍効果を示します。 通常、非小細胞肺癌、手術不能または再発乳癌の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄機能抑制、間質性肺 炎・肺線維症の既往歴、神経・筋疾患またはその既往歴、虚血性心疾患またはその既往歴、便秘傾向、 肝機能障害がある。 ・妊娠、または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・非小細胞肺がん:通常、 1 週間に 1 回静脈内に注射します。 手術不能または再発した乳がん:通常、 1 週間に 1 回、 2 週間連続で静脈内に注射し、 3 週目は休薬しま す。 ・いずれの場合も、注射の間隔は一緒に使用する他の薬や、患者さんの状態などによって異なりますの で、具体的な使用期間については、医師に確認してくださ Les hele dokumentet
1. 警告 1.1 本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医 療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ 医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についての み実施すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその 家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投 与すること。 1.2 骨髄機能抑制に起因すると考えられる死亡症例が認め られているので、投与に際しては、頻回に臨床検査を行う など、患者の状態を十分に観察すること。[8.1 参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 骨髄機能低下の著しい患者[重症感染症を併発し、致命 的となることがある。][9.1.1 参照] 2.2 重篤な感染症を合併している患者[感染症が悪化し、致 命的となるおそれがある。] 2.3 本剤及び他のビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤の成 分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者 2.4 髄腔内には投与しないこと。[14.2.2 参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 ロゼウス静注液 10mg ロゼウス静注液 40mg 容量 1 バイアル 1mL 1 バイアル 4mL 有効成分 ビノレルビン酒石酸塩 13.85mg (ビノレルビンとして 10mg) ビノレルビン酒石酸塩 55.4mg (ビノレルビンとして 40mg) 3.2 製剤の性状 販売名 ロゼウス静注液 10mg ロゼウス静注液 40mg 性状 無色~微黄色澄明の注射液 pH 3.3~3.8 浸透圧比 約 0.1 (生理食塩液に対する比) 4. 効能又は効果 非小細胞肺癌、手術不能又は再発乳癌 5. 効能又は効果に関連する注意 〈手術不能又は再発乳癌〉 5.1 本剤の術前・術後化学療法における有効性及び安全性は確立 していない(使用経験がない)。 5.2 本剤の投与を行う場合には、アントラサイクリン系抗悪性腫 瘍剤及 Les hele dokumentet