Land: Japan
Språk: japansk
Kilde: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
グリコピロニウムトシル酸塩水和物
マルホ株式会社
Glycopyrronium tosilate hydrate
外用液剤(ワイプ製剤)
外用剤
脇の下で汗が出すぎないようにします。神経から汗を出す命令を薬がとめます。
通常、原発性腋窩多汗症の治療に用いられます。
英語の製品名 Rapifort Wipes 2.5%; シート記載: ラピフォートワイプ 2.5%
くすりのしおり 外用剤 2023 年 08 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ラピフォートワイプ 2.5% 主成分 : グリコピロニウムトシル酸塩水和物 (Glycopyrronium tosilate hydrate) 剤形 : 外用液剤(ワイプ製剤) シート記載など : ラピフォートワイプ 2.5% この薬の作用と効果について 脇の下で汗が出すぎないようにします。神経から汗を出す命令を薬がとめます。 通常、原発性腋窩多汗症の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。閉塞隅角(へいそくぐう かく)緑内障、前立腺肥大症がある。塗るところに傷や湿疹・皮膚炎などがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 日 1 回、薬を両方の脇の下に塗ります。シートを 1 枚使ってください。 1 回使い切りです。必 ず指示された服用方法に従ってください。 ・薬を塗る前に、脇の下は清潔で乾いた状態にしてください。 ・薬を塗る直前にシートを袋から出してください。 ・塗った部位はラップフィルムなどで覆わないでください。 ・薬を Les hele dokumentet
- 1 - 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上 昇し、症状を悪化させることがある。] 2.2 前立腺肥大による排尿障害のある患者[抗コリン作用 により排尿時の膀胱収縮が抑制され、症状が悪化する おそれがある。][9.1.1 参照] 2.3 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 有効成分 1包(薬液2.5g)中 グリコピロニウムトシル酸塩水 和物 62.5mg 添加剤 無水エタノール、pH調節剤、不織布(担体) 3.2 製剤の性状 性状 無色~微黄色澄明の薬液を不織布に含浸させた製剤 4. 効能・効果 原発性腋窩多汗症 6. 用法・用量 1日1回、1包に封入されている不織布1枚を用いて薬液を 両腋窩に塗布する。 8. 重要な基本的注意 8.1 抗コリン作用により、羞明、霧視、散瞳等の眼の調節 障害があらわれることがあるので、自動車の運転等、危 険を伴う機械の操作に従事する際には注意するよう患者 に十分に説明すること。 8.2 発汗が促進される環境下では、本剤の発汗抑制作用に より、体温が上昇するおそれがある。熱中症を疑う症状 があらわれた場合には、適切な処置を行うよう患者に指 導すること。 9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.1 前立腺肥大症の患者(排尿障害のある患者を除く) 抗コリン作用により、尿閉を誘発するおそれがある。当 該患者は臨床試験で除外されている。[2.2 参照] 9.1.2 塗布部位に創傷や湿疹・皮膚炎等がみられる患者 創傷や湿疹、皮膚炎等がある部位への使用は避けること。 体内移行量が増加し、抗コリン作用に基づく副作用があ らわれやす Les hele dokumentet