Land: Japan
Språk: japansk
Kilde: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
タクロリムス水和物
ニプロ株式会社
Tacrolimus hydrate
淡黄色のカプセル剤、長径11.0mm、短径4.8mm
内服剤
サイトカインと呼ばれるタンパクの中でも、移植後拒絶反応に関わる因子を抑えることにより拒絶反応を防ぎます。
通常、移植後(腎・肝・心・肺・膵・小腸・骨髄)の拒絶反応や移植片対宿主病(骨髄移植のみ)を抑えるために用いられます。
英語の製品名 TACROLIMUS CAPSULES 0.5mg "NIPRO" [for transplantation]; シート記載: (表)タクロリムス0.5mg「ニプロ」、タクロリムス、0.5mg、(裏)TACROLIMUS0.5mg「NIPRO」、タクロリムス、0.5mg、免疫抑制剤
くすりのしおり 内服剤 2015 年 06 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:タクロリムスカプセル 0.5MG「ニプロ」[移植用剤] 主成分: タクロリムス水和物 (Tacrolimus hydrate) 剤形: 淡黄色のカプセル剤、長径 11.0mm 、短径 4.8mm シート記載など: (表)タクロリムス 0.5mg 「ニプロ」、タクロリム ス、 0.5mg 、(裏) TACROLIMUS0.5mg 「 NIPRO 」、タクロリ ムス、 0.5mg 、免疫抑制剤 この薬の作用と効果について サイトカインと呼ばれるタンパクの中でも、移植後拒絶反応に関わる因子を抑えることにより拒絶反応を 防ぎます。 通常、移植後(腎・肝・心・肺・膵・小腸・骨髄)の拒絶反応や移植片対宿主病(骨髄移植のみ)を抑え るために用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、腎障害、感染症 がある。 ・妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・腎移植:通常、移植 2 日前よりタクロリムスとして 1 回 0.15mg/kg を 1 日 2 回服用します。術後初期 には 1 回 0.15mg/kg を 1 日 2 回服用し、以後 Les hele dokumentet
− 1 − 1. 警告 〈効能共通〉 1.1 本剤の投与において、重篤な副作用(腎不全、心不 全、感染症、全身痙攣、意識障害、脳梗塞、血栓性 微小血管障害、汎血球減少症等)により、致死的な 経過をたどることがあるので、緊急時に十分に措置 できる医療施設及び本剤についての十分な知識と経 験を有する医師が使用すること。 1.2 顆粒とカプセルの生物学的同等性は検証されていな いので、切り換え及び併用に際しては、血中濃度を 測定することにより製剤による吸収の変動がないこ とを確認すること。[16.1.8 参照] 〈臓器移植〉 1.3 本剤の投与は、免疫抑制療法及び移植患者の管理に 精通している医師又はその指導のもとで行うこと。 〈関節リウマチ〉 1.4 関節リウマチ治療に精通している医師のみが使用す るとともに、患者に対して本剤の危険性や本剤の投 与が長期にわたることなどを予め十分説明し、患者 が理解したことを確認した上で投与すること。ま た、何らかの異常が認められた場合には、服用を中 止するとともに、直ちに医師に連絡し、指示を仰ぐ よう注意を与えること。 〈ループス腎炎〉 1.5 本剤の投与は、ループス腎炎の治療に十分精通して いる医師のもとで行うこと。 〈多発性筋炎・皮膚筋炎に合併する間質性肺炎〉 1.6 本剤の投与は、多発性筋炎・皮膚筋炎に合併する間 質性肺炎の治療法に十分精通している医師のもとで 行うこと。 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 シクロスポリン又はボセンタン投与中の患者[10.1 参照] 2.3 カリウム保持性利尿剤投与中の患者[8.2、10.1 参照] 2.4 生ワクチンを接種しないこと[10.1 参照] Les hele dokumentet