Land: Japan
Taal: Japans
Bron: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ドロペリドール
アルフレッサ ファーマ株式会社
Droperidol
注射剤
注射剤
鎮静作用・制吐作用・α-受容体遮断作用により、運動反射抑制、精神的無関心、自律神経系の安定化を伴った神経遮断状態をもたらし、麻酔用神経遮断剤として用いられます。また鎮痛剤のフェンタニル注射液との併用により、意識の消失しない状態での鎮痛、鎮静状態を得ることができます。
通常、手術、検査、および処置時に全身麻酔あるいは局所麻酔の補助として、あるいは単独での麻酔前投薬として用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2020 年 11 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ドロレプタン注射液 25MG 主成分 : ドロペリドール (Droperidol) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 鎮静作用・制吐作用・ α- 受容体遮断作用により、運動反射抑制、精神的無関心、自律神経系の安定化を 伴った神経遮断状態をもたらし、麻酔用神経遮断剤として用いられます。また鎮痛剤のフェンタニル注射 液との併用により、意識の消失しない状態での鎮痛、鎮静状態を得ることができます。 通常、手術、検査、および処置時に全身麻酔あるいは局所麻酔の補助として、あるいは単独での麻酔前投 薬として用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。けいれん発作をおこした ことがある。心疾患、 QT 延長症候群、パーキンソン病など錐体外路系疾患、褐色細胞腫、肝機能障害、 腎機能障害がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・導入麻酔剤:通常、緩徐に静脈内に注射するか、点滴で静脈内に注 Lees het volledige document
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 痙攣発作の既往歴のある患者[ 痙攣を誘発することが ある。] 2.3 外来患者[ 麻酔前後の管理が行き届かない。] 2.4 重篤な心疾患を有する患者[ 重篤な副作用が生じる可 能性がある。][9.1.2 参照] 2.5 QT延長症候群のある患者[QT延長が発現したとの報 告がある。][9.1.2 参照] 2.6 新生児、乳児及び2 歳以下の幼児[9.7 参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 有効成分 添加剤 ドロレプタン 注射液25mg 1バイアル(10mL)中 ドロペリドール(日局) 25mg 1バイアル(10mL)中 酒石酸、パラオキシ安息 香酸メチル5mg、パラオ キシ安息香酸プロピル 0.5mg、水酸化ナトリウム 3.2 製剤の性状 販売名 性状 pH 浸透圧比 (生理食塩液対比) ドロレプタン 注射液25mg ほとんど無色 の澄明な液 2.5~4.5 約 0.1 4. 効能又は効果 ○フェンタニルとの併用による、手術、検査、および処置時 の全身麻酔並びに局所麻酔の補助 ○ドロペリドールの単独投与による麻酔前投薬 6. 用法及び用量 ○フェンタニルクエン酸塩との併用による場合 導入麻酔剤として投与する場合には通常成人ドロレプタ ン注射液0.1~0.2mL/kg(ドロペリドールとして0.25~ 0.5mg/kg)をフェンタニル注射液0.1~0.2mL/kg(フェ ンタニルクエン酸塩として7.85~15.7μg/kg)と共に緩 徐に静注するか、またはブドウ糖液等に希釈して点滴静 注する。 局所麻酔の補助として投与する場合には局所麻酔剤投与 10~15分後に通常成人ドロレプタン注射液0.1mL/kg (ドロペリドールとして0.25mg/kg)をフェンタニル注射 液0.1mL/kg(フェンタニルクエン 酸塩として7.85μg/ kg)と共に緩徐に静注 Lees het volledige document