Pajjiż: Ġappun
Lingwa: Ġappuniż
Sors: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
L-アスパラギナーゼ
協和キリン株式会社
L-Asparaginase
注射剤
注射剤
血中のアスパラギンを枯渇させ、腫瘍細胞の蛋白合成を阻害することで、腫瘍細胞を死滅させます。
通常、急性白血病や悪性リンパ腫の治療に用いられます。
英語の製品名 LEUNASE Injection 10000; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2021 年 06 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ロイナーゼ注用 10000 主成分 :L- アスパラギナーゼ (L-Asparaginase) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 血中のアスパラギンを枯渇させ、腫瘍細胞の蛋白合成を阻害することで、腫瘍細胞を死滅させます。 通常、急性白血病や悪性リンパ腫の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。膵炎を起こしている、ま たは過去に起こしたことがある。肝障害、腎障害、骨髄機能抑制がある。感染症にかかっている。水痘 にかかっている。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、静脈内に点滴するか、筋肉内に注射します。 ・注射の間隔は、一緒に使用する他の薬や、症状・状態により異なりますので、具体的な使用期間につい ては、医師に確認してください。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、発疹、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、けん怠感、発 Aqra d-dokument sħiħ
-1- 1. 警告 本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、造 血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経験を持つ医 師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例につい てのみ投与すること。また、本剤による治療開始に先立 ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明 し、同意を得てから投与を開始すること。 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 ロイナーゼ注用5000、ロイナーゼ注用10000は、1瓶中に次 の成分を含有する、用時溶解して用いる注射製剤である。 販売名 ロイナーゼ 注用5000 ロイナーゼ 注用10000 有効成分 L-アスパラギナーゼ 凍結乾燥品 5000K単位 10000K単位 添加剤 L-アスパラギン酸ナトリ ウム水和物 0.09mg 0.18mg 水酸化ナトリウム 適量 適量 リン酸 適量 適量 1K単位はロイナーゼが L-アスパラギンを37℃で分解し、1分間に1 μmolのNH 3 を発生する時の量とする。 3.2 製剤の性状 販売名 ロイナーゼ注用5000 ロイナーゼ注用10000 色・性状 白色の粉末又は多孔質の軽い塊(凍結乾燥製剤) pH 6.5~7.5 浸透圧比 0.02 (日局注射用水0.5mLに溶解) 0.02 (日局注射用水1mLに溶解) 結晶の状態では熱、pH、光等に対して比較的安定である。 水溶液の安定なpH域は6.0~8.5である。 4. 効能又は効果 ○急性白血病(慢性白血病の急性転化例を含む) ○悪性リンパ腫 6. 用法及び用量 (静脈内投与)通常、1日量体重1kgあたり50~200K単位を連 日または隔日に点滴で静脈内に注入する。 年令、全身状態により適宜増減する。 (筋肉内投与)通常、1日1回体表面積1m 2 あたり10000K単位を 週3回、または1日1回体表面積1m 2 あたり25000K単 Aqra d-dokument sħiħ