炭酸水素ナトリウム「ニッコー」(結晶状)[含嗽・吸入]

Country: Japan

Tungumál: japanska

Heimild: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

Kauptu það núna

Vara einkenni Vara einkenni (SPC)
04-10-2023

Virkt innihaldsefni:

炭酸水素ナトリウム

Fáanlegur frá:

丸石製薬株式会社

INN (Alþjóðlegt nafn):

Sodium bicarbonate

Lyfjaform:

白色の結晶性の散剤

Stjórnsýsluleið:

外用剤

Ábendingar:

胃酸を中和するほか、尿をアルカリ化して尿酸の排泄を促進し、気管の粘液をアルカリ化して粘液を溶かします。
通常、上気道炎の補助療法(粘液溶解)に使用されます。

Vörulýsing:

英語の製品名 Sodium Bicarbonate "Nikko" (crystalline form) [For gargling and inhalation]; シート記載:

Upplýsingar fylgiseðill

                                くすりのしおり
外用剤
2019
年
02
月作成
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:炭酸水素ナトリウム「ニッコー」(結晶状)[含嗽・吸入]
主成分:
炭酸水素ナトリウム
(Sodium bicarbonate)
剤形:
白色の結晶性の散剤
シート記載など:
この薬の作用と効果について
胃酸を中和するほか、尿をアルカリ化して尿酸の排泄を促進し、気管の粘液をアルカリ化して粘液を溶か
します。
通常、上気道炎の補助療法(粘液溶解)に使用されます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。高ナトリウム血症、浮
腫、妊娠高血圧症候群などでナトリウムの摂取が制限されている。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は((                           :
医療担当者記入
))
・通常、
50
~
100
倍液(
1
~
2%
)とし、
1
回
100mL
で
1
日数回、うがいや吸入をします。なお、年齢・
症状により適宜増減されます。必ず指示された使用方法に従ってください。
・使用し忘れた場合は、思い出したときすぐにうがいまたは吸入をしてください。ただし、次の使用が近
いときは忘れた分は使用しなくても結構です
                                
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Vara einkenni

                                -1-
2023年 10月改訂(第1版)
日本標準商品分類番号
872344
貯法:室温保存
有効期間:3 年
承認番号
16000AMZ01926
販売開始
2014年7 月
制酸剤
日本薬局方 炭酸水素ナトリウム
2.禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1
ナトリウム摂取制限を必要とする患者(高ナトリウム血
症、浮腫、妊娠高血圧症候群等)[ナトリウム貯留増加に
より、症状が悪化するおそれがある。][9.5.1
参照]
2.2 ヘキサミンを投与中の患者[10.1 参照]
3.組成・性状
3.1 組成
有効成分
1g 中 日局炭酸水素ナトリウム 1g
3.2 製剤の性状
性
状
白色の結晶又は結晶性の粉末である。
湿った空気中で徐々に分解する。
4.効能又は効果
<経口>
〇下記疾患における制酸作用と症状の改善
胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、
上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、
胃酸過多症を含む)
〇アシドーシスの改善、尿酸排泄の促進と痛風発作の予防
<含嗽・吸入>
〇上気道炎の補助療法(粘液溶解)
6.用法及び用量
炭酸水素ナトリウムとして、通常成人1日
3〜5gを数回に
分割経口投与する。
含嗽、吸入には1 回量 1〜2%液 100mLを1
日数回用いる。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
9.特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 重篤な消化管潰瘍のある患者
胃酸の二次的分泌(リバウンド現象)により症状が
悪化するおそれがある。
9.1.2 心機能障害のある患者
ナトリウムの貯留により症状が悪化するおそれがある。
9.1.3 肺機能障害のある患者
症状が悪化するおそれがある。
9.1.4
低クロル性アルカローシス等の電解質失調のある患者
症状が悪化するおそれがある。
9.2 腎機能
                                
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