ホリナート錠25mg「タイホウ」

Country: Japan

Tungumál: japanska

Heimild: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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Vara einkenni Vara einkenni (SPC)
07-02-2024

Virkt innihaldsefni:

ホリナートカルシウム水和物

Fáanlegur frá:

岡山大鵬薬品株式会社

INN (Alþjóðlegt nafn):

Calcium folinate hydrate

Lyfjaform:

淡黄白色の錠剤、直径8.0mm、厚さ3.5mm

Stjórnsýsluleið:

内服剤

Ábendingar:

この薬は、還元型葉酸製剤です。この薬自体には抗がん効果はありませんが、抗がん剤のテガフール・ウラシル配合剤といっしょに服用することにより、テガフール・ウラシル配合剤の抗がん効果を高め(ホリナート・テガフール・ウラシル療法)、がん(腫瘍)を小さくすることで症状が軽くなることが期待できます。
通常、結腸・直腸がんに用いられます。

Vörulýsing:

英語の製品名 Folinate Tablets 25mg "TAIHO"; シート記載: (表)ホリナート錠25mg「タイホウ」
(裏)Folinate tablet 25mg「TAIHO」

Upplýsingar fylgiseðill

                                くすりのしおり
内服剤
2024
年
01
月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名
:
ホリナート錠
25MG
「タイホウ」
主成分
:
ホリナートカルシウム水和物
(Calcium folinate hydrate)
剤形
:
淡黄白色の錠剤、直径
8.0mm
、厚さ
3.5mm
シート記載など
:
(表)ホリナート錠
25mg
「タイホウ」
(裏)
Folinate tablet 25mg
「
TAIHO
」
この薬の作用と効果について
この薬は、還元型葉酸製剤です。この薬自体には抗がん効果はありませんが、抗がん剤のテガフール・ウ
ラシル配合剤といっしょに服用することにより、テガフール・ウラシル配合剤の抗がん効果を高め(ホリ
ナート・テガフール・ウラシル療法)、がん(腫瘍)を小さくすることで症状が軽くなることが期待でき
ます。
通常、結腸・直腸がんに用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄抑制(白血球数など
が少ない)、下痢、感染症、肝障害または既往、腎障害、心疾患または既往、消化管潰瘍または出血、
糖尿病、水痘(みずぼうそう)がある、放射線治療中、前に抗がん剤による治療を受けていた。テガ
フール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤を服用中または
7
日以内に服用していた。
・妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他
                                
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Vara einkenni

                                〈1〉
1. 警告
1.1
ホリナート・テガフール・ウラシル療法は、テガフー
ル・ウラシル配合剤の細胞毒性を増強する療法であり、
本療法に関連したと考えられる死亡例が認められている
ので、緊急時に十分に措置できる医療施設及び癌化学療
法に十分な経験を有する医師のもとで、「2.禁忌」、「9.特
定の背景を有する患者に関する注意」の項を参照して適
応患者の選択を慎重に行い実施すること。
1.2
本療法において重篤な下痢が起こることがあり、その
結果、致命的な経過をたどることがあるので、患者の状
態を十分観察し、激しい腹痛、下痢等の症状があらわれ
た場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
また、脱水症状があらわれた場合には補液等の適切な処
置を行うこと。[8.1、11.1.4、11.1.5参照]
1.3
本療法において劇症肝炎等の重篤な肝障害、重篤な骨
髄抑制が起こることがあり、その結果、致命的な経過を
たどることがあるので、定期的(少なくとも1クールに1
回以上、特に投与開始から2クールは、各クール開始前
及び当該クール中に1回以上)に臨床検査(肝機能検査、
血液検査等)を行うなど患者の状態を十分観察し、副作
用の早期発見に努めること。また、肝障害の前兆又は自
覚症状と考えられる食欲不振を伴う倦怠感等の発現に十
分に注意し、黄疸(眼球黄染)があらわれた場合には直
ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。[8.2、8.3、
11.1.1、11.1.2参照]
1.4
本療法とテガフール・ギメラシル・オテラシルカリウ
ム配合剤との併用により、重篤な血液障害等の副作用が
発現するおそれがあるので、本療法との併用を行わない
こと。[2.5、10.1参照]
2. 禁忌(次の患者
                                
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