Country: Japan
Tungumál: japanska
Heimild: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ホリナートカルシウム水和物
岡山大鵬薬品株式会社
Calcium folinate hydrate
淡黄白色の錠剤、直径8.0mm、厚さ3.5mm
内服剤
この薬は、還元型葉酸製剤です。この薬自体には抗がん効果はありませんが、抗がん剤のテガフール・ウラシル配合剤といっしょに服用することにより、テガフール・ウラシル配合剤の抗がん効果を高め(ホリナート・テガフール・ウラシル療法)、がん(腫瘍)を小さくすることで症状が軽くなることが期待できます。
通常、結腸・直腸がんに用いられます。
英語の製品名 Folinate Tablets 25mg "TAIHO"; シート記載: (表)ホリナート錠25mg「タイホウ」
(裏)Folinate tablet 25mg「TAIHO」
くすりのしおり 内服剤 2024 年 01 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ホリナート錠 25MG 「タイホウ」 主成分 : ホリナートカルシウム水和物 (Calcium folinate hydrate) 剤形 : 淡黄白色の錠剤、直径 8.0mm 、厚さ 3.5mm シート記載など : (表)ホリナート錠 25mg 「タイホウ」 (裏) Folinate tablet 25mg 「 TAIHO 」 この薬の作用と効果について この薬は、還元型葉酸製剤です。この薬自体には抗がん効果はありませんが、抗がん剤のテガフール・ウ ラシル配合剤といっしょに服用することにより、テガフール・ウラシル配合剤の抗がん効果を高め(ホリ ナート・テガフール・ウラシル療法)、がん(腫瘍)を小さくすることで症状が軽くなることが期待でき ます。 通常、結腸・直腸がんに用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄抑制(白血球数など が少ない)、下痢、感染症、肝障害または既往、腎障害、心疾患または既往、消化管潰瘍または出血、 糖尿病、水痘(みずぼうそう)がある、放射線治療中、前に抗がん剤による治療を受けていた。テガ フール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤を服用中または 7 日以内に服用していた。 ・妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他 Lestu allt skjalið
〈1〉 1. 警告 1.1 ホリナート・テガフール・ウラシル療法は、テガフー ル・ウラシル配合剤の細胞毒性を増強する療法であり、 本療法に関連したと考えられる死亡例が認められている ので、緊急時に十分に措置できる医療施設及び癌化学療 法に十分な経験を有する医師のもとで、「2.禁忌」、「9.特 定の背景を有する患者に関する注意」の項を参照して適 応患者の選択を慎重に行い実施すること。 1.2 本療法において重篤な下痢が起こることがあり、その 結果、致命的な経過をたどることがあるので、患者の状 態を十分観察し、激しい腹痛、下痢等の症状があらわれ た場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。 また、脱水症状があらわれた場合には補液等の適切な処 置を行うこと。[8.1、11.1.4、11.1.5参照] 1.3 本療法において劇症肝炎等の重篤な肝障害、重篤な骨 髄抑制が起こることがあり、その結果、致命的な経過を たどることがあるので、定期的(少なくとも1クールに1 回以上、特に投与開始から2クールは、各クール開始前 及び当該クール中に1回以上)に臨床検査(肝機能検査、 血液検査等)を行うなど患者の状態を十分観察し、副作 用の早期発見に努めること。また、肝障害の前兆又は自 覚症状と考えられる食欲不振を伴う倦怠感等の発現に十 分に注意し、黄疸(眼球黄染)があらわれた場合には直 ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。[8.2、8.3、 11.1.1、11.1.2参照] 1.4 本療法とテガフール・ギメラシル・オテラシルカリウ ム配合剤との併用により、重篤な血液障害等の副作用が 発現するおそれがあるので、本療法との併用を行わない こと。[2.5、10.1参照] 2. 禁忌(次の患者 Lestu allt skjalið